そんな方へ向けて、味噌炒めに最適なタレの黄金比や、レシピをご紹介します。
料理する時間があまりないという方にも、時短しやすいおすすめの市販商品をご紹介しますので、味噌炒め好きな方はぜひチェックしてみてくださいね!
目次
味噌炒めはタレの黄金比を覚えればとっても簡単!
味噌炒めって、お店で食べるととても美味しいんですが、自分で作るとなんだか味が決まらないとか、毎回微妙に味が変わってしまう、ということはありませんか?
実はそんな方に紹介したい、味噌炒めで失敗しない、タレの黄金比があるんです。アレンジもご紹介しますので、ぜひお試しくださいね!
基本の味噌炒めタレ 黄金比レシピはこれだ!
味噌炒めのタレを作る際の調味料とその黄金比はズバリ、これです。
味噌1:酒1:みりん1:砂糖1:醤油1
とっても簡単ですよね!和食における基本の調味料を全て同じ割合で混ぜるだけなんです。これならお料理初心者でもすぐに覚えられるのではないでしょうか。
これに、食べ方やお好みにより、マヨネーズや豆板醤などを足してみるのもおすすめです。
味噌には、塩辛いものから甘みの強いものまでたくさんの種類がありますが、今回ご紹介するレシピは一般的な「合わせ味噌」を想定しています。
個性の強い味噌をお使いの方は、黄金比を参考に微調整してみてくださいね。
つけダレや生野菜にもおすすめ「ごま味噌タレ」
味噌炒め用の黄金比のタレに、他の調味料と同じ比率ですりごまを足すと、美味しいごま味噌タレが出来ます。ごまを味噌タレに合わせることで、香ばしく、食欲をそそる香りが出ます。
すり鉢がない!という方も、ビニール袋に入れたゴマをその上から麺棒などでゴリゴリすりつぶせば、手軽に香りのいい出来立てすりごまが作れますよ。
ごま味噌タレは、味噌炒めに使うのはもちろん、つけダレとして使っても美味しいです。
特に、きゅうりやキャベツ、大根やにんじんなどの生野菜をディップすると、野菜もモリモリ食べられちゃいますよ。普段あまり野菜を食べたがらないお子さんなどにもおすすめです。
何にかけても美味しくなる「簡単ねぎ味噌タレ」
黄金比のタレをベースにしたねぎ味噌タレは、味噌炒め以外にも冷奴にかけたり、焼き魚にかけたり、ご飯に乗せたりと、様々な食べ方があります。
簡単に作ることが出来ますし、常備菜としてもとても優秀なタレです。使い勝手も良く、案外すぐになくなってしまうほど美味しいですよ。
■材料(小鉢1杯分)
・長ネギ:1本分(青い部分も使い切ります)
・味噌:大さじ2
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ2
・砂糖:大さじ2
・醤油:大さじ2
・すりおろし生姜(チューブでもOK):大さじ1/2~1
・ごま油:大さじ1
■作り方
1.長ネギをみじん切りにする
2.味噌、酒、みりん、砂糖、醤油、すりおろし生姜を混ぜ、合わせ調味料を作る
3.温めたフライパンにごま油をひき、長ネギがしんなりするまで炒める
4.合わせ調味料を入れ、水分が飛ぶまでよく混ぜながら炒める
5.ある程度水分がなくなったら完成
■ポイント
・味噌を含む調味料は焦げやすいため、常にかき混ぜながら慎重に炒めましょう
・辛いのが好きな方は、豆板醤などを加えても美味しいです
黄金比のタレを使ったおすすめの味噌炒めレシピ3選
味噌炒めのタレの黄金比が分かったところで、次はおすすめのレシピをご紹介します。
この味噌ダレは、豚肉や鶏肉との相性はもちろん抜群ですが、野菜にからめると、野菜だけでも主菜級にご飯のすすむ一品になりますので、ぜひお試しください。
味噌炒めの定番!なすの味噌炒め
なすは田楽などに代表されるように、特に味噌との相性の良い食材です。日本でよく好まれる甘じょっぱい味付けに仕上がっています。
■材料(2人分)
・なす:2本
・油:大さじ1
<味噌炒め用黄金比タレ>
★味噌:大さじ1
★酒:大さじ1
★みりん:大さじ1
★砂糖:大さじ1
★醤油:大さじ1
■作り方
1.なすのヘタをとり、乱切りにする
2.切ったなすを水につけてあく抜きする
3.黄金比の味噌タレをよく混ぜ、味噌ダレを作っておく
4.フライパンに油をひき、水気を切ったなすを炒める
5.なすに火がとおったら3の味噌ダレを入れて全体にからめて完成
■ポイント
・味噌ダレを入れた後は、焦げないように気を付けましょう
・辛いのが好きな方は、豆板醤などを加えると美味しいです
キャベツたっぷり!鶏肉と野菜の味噌炒め
キャベツも、味噌との相性抜群な野菜です。黄金比の味噌タレを使った味噌炒めで、野菜を美味しく、たくさん食べましょう!
■材料(2人分)
・鶏もも肉:150g
・キャベツ:1/4玉
・油:大さじ1
<味噌炒め用黄金比タレ>
★味噌:大さじ1
★酒:大さじ1
★みりん:大さじ1
★砂糖:大さじ1
★醤油:大さじ1
■作り方
1.キャベツを食べやすい大きさに切る
2.黄金比の味噌タレを混ぜて味噌ダレを作っておく
3.フライパンに油をひき、鶏肉を炒める
4.鶏肉に火が通ったらキャベツを加えて炒める
5.味噌ダレを加えて全体になじませたら完成
■ポイント
・このレシピではキャベツのみ使用していますが、他にもにんじん、たまねぎ、ピーマンなど、お好きな野菜を足してお作り頂けます
・野菜を足す場合は、味噌ダレの量も増やして味の調整をしてください
味噌タレで作る和風回鍋肉
通常、回鍋肉には甜麺醤という中国の甘味噌が使われますが、日本の味噌でも美味しいコクを出すことが出来ます。
このレシピは和風の回鍋肉になっておりますので、中華の回鍋肉は苦手…という方でも食べやすい味になっています。
■材料(2~3人分)
・豚バラ肉:200g
・キャベツ:1/4玉
・ピーマン:2個
・長ねぎ:1/2本
・オイスターソース:大さじ1/2
・豆板醤:大さじ1/2
・すりおろしにんにく:1カケ
・片栗粉:適量
・ごま油:大さじ1
<味噌炒め用黄金比タレ>
★味噌:大さじ1
★酒:大さじ1
★みりん:大さじ1
★砂糖:大さじ1
★醤油:大さじ1
■作り方
1.野菜を一口大に切る
2.豚バラに片栗粉をまぶす
3.黄金比の味噌タレの材料と、オイスターソース、豆板醤、すりおろしにんにくをよく混ぜ、合わせ調味料を用意しておく
4.豚バラ肉をごま油で炒める
5.肉に火が通ったら野菜を入れ、合わせ調味料で味付けする
6.全体にタレが絡んだら完成
■ポイント
・辛いのが好きな方は豆板醤の量を増やしても良いです
・強火で早めに仕上げると野菜のシャキッとした食感が残って美味しくできます
ご飯が進む!味噌炒めに合う市販のタレ3選
味噌炒めに最適なタレの黄金比をご紹介しましたが、使う調味料が多くてちょっと面倒、という方や、少しでも時短で作りたい!という方には市販の味噌ダレもおすすめです。
これらのタレなら、野菜やお肉を切って炒めるだけで美味しい味噌炒めが出来ますよ。
キッコーマン うちのごはんキャベツのごま味噌炒め
キッコーマンのうちのごはんシリーズから出ている、キャベツのごま味噌炒めの素です。
こだわりの長期熟成味噌に加え、練りごまの豊かな風味がよく効いたタレで、鶏肉とにんじんの具も入っているのが嬉しいポイントです。
この商品と、キャベツを1/3玉用意すれば、フライパン一つで美味しい味噌炒めを作ることが出来ます。
キッコーマンのうちのごはんシリーズはどれも簡単で美味しい料理が作れますが、ご飯によく合う味付けで、野菜をモリモリ食べられるキャベツのごま味噌炒めは特におすすめです。
一人暮らしの方や、料理する時間がなかなか取れないという方にぜひ試して頂きたい商品です。
エバラ 豚みそ焼のたれ
焼き肉のたれでお馴染み、エバラの豚みそ焼きのたれがとっても美味しいんです。
豚肉によく合う赤みそ、白みそ、そら豆みその3種類のみそと醤油をブレンドし、おろし生姜とにんにく、さらにもろみを加えて仕上げられています。香ばしいみその風味が食欲をかきたて、ご飯がすすみます。
使い切りサイズではないので、好きな量の料理を作ることが出来ますし、アレンジの幅も広いです。
豚みそ焼き以外にも、もちろん野菜の味噌炒めにも使えますし、サバの味噌煮や鮭のちゃんちゃん焼きなど、魚料理にも応用できます。
しょうがやにんにくも入っていますので、このタレだけで色んな料理が失敗なく作れますよ。料理初心者の方にもとてもおすすめです。
中山大吉商店 大吉だれ
こちらはちょっと良いご飯を用意したい時におすすめの、味噌屋さんが作った自家製焼き肉のタレです。焼き肉のタレと言っても、醤油ダレではなく、味噌ダレです。
焼き肉やBBQをする時に大活躍するのはもちろんですが、お肉や野菜の味噌炒めなど、何にでも使える万能ダレとしてとても優秀なタレです。
味噌、醤油、はちみつ、砂糖、にんにく、唐辛子などの原材料は全て国産の選び抜かれた素材が使用されています。特にはちみつは天皇にも献上される程の質の高いはちみつで、味噌ダレのコクを深めています。
味噌炒め以外で特におすすめな料理は豚丼ですので、もしこのタレを手に入れたら是非一度作ってみてください。
まとめ:味噌炒めはタレの黄金比を覚えれば簡単!
味噌炒めのタレの黄金比は、実際ネット上で探すと色々なものが出てきます。しかし、その中で圧倒的に簡単で覚えやすく、万人受けするのが今回ご紹介した1:1:1:1:1のレシピかと思います。
甘さがあるのでお子さんにも好まれる味付けですし、辛み調味料やごまなどを足すアレンジもしやすいです。
お料理を始めたばかりの方や、味噌炒めの味付けに困っている方は、まずはこれをベースに試してみてはいかがでしょうか?
もっと時短したい!という方には、自分でタレを配合せずとも、絶対失敗しない市販品がありますので、気になるものがあればぜひチェックしてみてくださいね!