一口食べると、味噌の芳醇な香りがお口いっぱいに広がり、たまらなく美味しい豚肉の味噌漬け。そんな豚肉の味噌漬けを作ってみたけどうまくいかなかった、焼いた時に焦げてしまったなんて経験、ありませんか?
この記事では、豚肉の味噌漬けの上手な漬け方や焼き方から、おすすめのお取り寄せ商品までご紹介していきます。
目次
病みつきになる!豚肉の味噌漬けの魅力
豚肉を、ただ味噌に漬けておくだけのシンプルな調理法。だけど、それがたまらなく美味しくなるのだから、豚肉を味噌漬けにしない手はありません。
豚肉の味噌漬けを香ばしく焼き上げれば、味噌の風味と豚肉の風味がお互いを引き立てあい、一口、また一口と噛みしめたくなる味わいになるんです。
さらに、さっくりと心地よい噛み応えと適度な柔らかさも魅力。
繊細でありながらどっしりと力強い、そんな豚肉の味噌漬けは、ご飯によく合うだけじゃなく、お弁当のおかずやお酒のお供にもピッタリですよ。
豚肉の味噌漬けをもっと美味しく漬けるコツ
ただ漬けるだけで美味しく仕上がる豚肉の味噌漬けですが、もっと美味しく漬けてみたいと思いませんか?ここでは、豚肉の味噌漬けを美味しくする、漬け方のコツをご紹介します。
豚肉の下ごしらえを丁寧に
豚肉を味噌漬けにする場合は、上等な豚肉である必要はありません。大切なのは「下ごしらえ」を丁寧にすることです。
ポイント1.筋切り
脂身と赤身の間にある筋に、包丁で切り込みを入れます。厚切りの場合は、表と裏、両方から切り込みを入れるとよいでしょう。筋切りをすることで、焼いた時に豚肉が反り返るのを防ぎます。
ポイント2.包丁の背で叩く
豚肉全体を、包丁の背を使い叩きましょう。細かく叩いておくことで、豚肉の繊維を壊し柔らかく仕上げるとともに、味噌に漬けた時に味が染み込みやすいです。
※豚肉の厚切り/薄切りにかかわらず、下ごしらえの基本は変わりません。
味噌だれの黄金レシピはコレ!
豚肉の味噌漬けの味の決め手は「味噌だれ」。こちらをベースにして、甘さの調整や使用する味噌の種類など、お好みでアレンジしてもOKですよ。
材料(豚ロース肉厚切り1枚分)
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味噌…15g
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砂糖…15g
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酒…15ml
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みりん…15ml
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おろしにんにく…少々
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生姜のすりおろし…少々
以上の材料を、混ぜ合わせれば美味しい味噌だれの出来上がりです。味噌と塩こうじを半々にブレンドするのもおすすめですよ。
普段使いの味噌で十分美味しく仕上がりますが、お好みで味噌を混ぜてもOK。赤味噌だとどっしりとしたコクが、白味噌は甘味に深みのある豚肉の味噌漬けに仕上がります。
豚肉の味噌漬けの2つの漬け方
美味しくしっかりと豚肉に味をしみこませる味噌漬けの漬け方をご紹介します。
基本の漬け方
豚肉に味噌だれを塗り、ラップで包むかジップロップに入れて冷蔵庫で保管してください。漬け時間の目安は、最低でも1時間以上。1日~2日、寝かせておくと豚肉にじっくり味噌が染み込み、より深い味わいになります。
翌日の夕食用に、夜のうちに仕込んでおくといいですね。
おすすめ!ガーゼを使った漬け方
ラップに味噌だれを塗り、ガーゼを敷きます。その上に豚肉を乗せ、ラップごと豚肉を包んでください。
豚肉に直接味噌だれを塗らない漬け方で、ガーゼを通して味噌だれの旨味だけを豚肉に染み込ませることができ、焼くときに焦げ付きにくくなります。
ガーゼを使う場合は、漬け時間を1日以上置く方が、しっかり味が染み込みます。ガーゼがない、というときはキッチンペーパーでOKですよ。洗い物が少なく済むのもポイントです。
風味がアップする『豚肉の味噌漬け』の焼き方
豚肉の味噌漬けがしっかりと漬かったら、いよいよ仕上げです。焼いている最中から香ばしい香りが立ちのぼり、つまみ食いしたくなっちゃいますよ。
フライパンで焦がさずに焼く方法
焦げやすい豚肉の味噌漬けですが、いくつかのポイントを抑えるだけで焦がさず焼くことができます。お肉の厚さや下ごしらえの仕方で火の通り時間に差が出ます。慣れないうちはしっかり焼き加減をチェックしてくださいね。
1.味噌漬けを常温に戻します
2.豚肉についた味噌を、キッチンペーパーなどでぬぐいます
3.フライパンに油をしき、中火にかけます
4.豚肉を入れ、軽く焦げ目がつくまで焼いたら裏返します
5.蓋をして、弱火で焼き上げます
ポイント
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蓋をして弱火でじっくり焼くことで焦げ付きを防ぐことができます
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豚肉は常温に戻してから焼く方が、柔らかくジューシーに仕上がります
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ガーゼを使って漬けた場合は、2の工程はいりません
火が通ったかどうか不安な時は、爪楊枝を豚肉にさして唇に当ててみてください。温かく感じれば、火は通っています。
グリル調理でヘルシーに
グリルで焼くと、豚肉の味噌漬けの旨味はそのままに、豚肉の余分な脂を落とすのでヘルシーに仕上がります。ロース肉は好きだけど、カロリーが気になる…という方にもおすすめの焼き方です。
1.味噌漬けを常温に戻します
2.グリルを予熱します
3.豚肉についた味噌を、キッチンペーパーなどでぬぐいます
4.弱火より少し強めの火加減で、焼きます
5.片面焼きグリルの場合は、少し焦げてきたころに裏返してください
ポイント
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火が通る前に焦げてきたときは、アルミホイルをかぶせてください
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両面・片面焼きなど、グリルの種類によって焼き時間が違います
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ガーゼを使って漬けた場合は、2の工程はいりません
ホイル焼きで旨味&栄養を逃さない!
ホイル焼きなら、豚肉の味噌漬けの旨味を余すところなく味わえます。付け合わせの野菜に豚肉の旨味や味噌だれが絡み、一層美味しくなりますよ。
1.味噌漬けを常温に戻します
2.アルミホイルに玉ねぎの薄切りを乗せます
3.豚肉の味噌漬け、お好みの野菜やキノコを乗せ、包みます
4.フライパンに乗せ、蓋をして弱火で加熱します
ポイント
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玉ねぎの薄切りを敷くことで、味噌漬けが焦げるのを防ぎます
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野菜は、玉ねぎの他にキャベツやキノコもおすすめです
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豚ロースの薄切りを使えば、火の通りが早く調理時間を短縮できます
『豚肉の味噌漬け』はお取り寄せもおすすめ!
豚肉の味噌漬けはご家庭でも比較的手軽に作れますが、こだわりのお取り寄せグルメもおすすめです。ここでは、過去に筆者が実際に試してみて美味しかったものを3つだけ厳選してご紹介していきます!
米の娘豚ロース味噌漬け
山形県の大商金山牧場が誇るブランド豚「米の娘豚」を使用した味噌漬けです。
国産の飼料用米にホエーを加えた特性餌を与えられて育てられる米の娘豚は、柔らかな肉質とさっぱりした脂身が特徴です。
弱火でじっくり焼き上げることが、美味しく食べる秘訣。味噌に漬け込むことで柔らかく旨味を増したぶどう豚を味わってみてください。1枚1枚真空パックされていて保存しやすいのもポイントです。
秩父豚肉味噌漬本舗せかい 豚肉味噌漬け
秩父の豚肉グルメ、お土産や贈り物としても人気の秩父豚肉味噌漬本舗せかいの豚肉味噌漬け。豚肉をガーゼに包んでから味噌漬けにしているから、豚肉から味噌をぬぐう手間がかかりません。
少し濃いめの味付けなので、野菜と一緒に炒めたり、生野菜にくるんで食べればヘルシーに。味噌漬けに衣をつけて、一風変わったトンカツにするのもおすすめです。お弁当のおかずにもピッタリですよ。
豚肉を食べた後に残った味噌も、捨てないでください。炒め物の味付けや、味噌焼きのたれとして役立ちます。ただし、必ず火を通してくださいね。
下妻名物豚肉のみそ漬け1.4kg
豚肉の産地・下妻でも人気の豚肉の味噌漬け。オリジナルブレンドの味噌を使った豚肉の味噌漬けは、やみつきになる味わいでリピーターが続出しています。
しっかり味噌に漬かった豚肉は柔らかく、ふんわりと優しい味噌の風味がお口いっぱいに広がります。バランスの良い塩味と甘味で、一層ご飯が進みますよ。
豚肉の味噌漬けを食べるときは、ご飯を多めに炊いておくといいですね。内容量が1.4kgと大容量なので、家族が多い方にもおすすめです。
豚肉の味噌漬けでご飯が止まらない!
味噌に漬けることで旨味が凝縮された豚肉は、心地よい歯ごたえとともにお口の中を幸せにしてくれます。白いご飯との相性は格別で、おかわり必至の味わいです。
豚肉の味噌漬けは、保存が効くので作り置きにも便利。豚肉が手に入ったら、味噌漬けを作ってみてくださいね。