そんな疑問に答えます。
この記事では、一見意外な組み合わせに見えるバターうどんの美味しい食べ方をご紹介します。
レンジのみの火を使わない作り方から、がっつりご飯メニューまで、お好みに合わせてアレンジ自在のバターうどん。
どれも簡単な作り方のものを選んでいるので、ぜひ試してみてください!
目次
バターをうどんに入れる!?バターうどんが人気のワケ
バターをうどんに入れるというアイデアを知っていますか?バターはパンに塗るだけじゃないんです。
和なイメージのうどんと、洋のイメージのバターですが、実は最強の相性なんです。一度バターを入れたうどんを食べると、シンプルなうどんには戻れなくなりますよ。
コクが効いていて美味しい
バターうどんの人気の理由は、何よりもコクが効いていて美味しいという点です。
うどんを作るときにバターをプラスするというひと手間を加えるだけで、バターの持つこってりとしたコクがうどんに絡まり、より食欲をそそる味に仕上がります。
また、バターのおかげで、満腹感を味わいやすくなります。軽食に感じられてお昼にサクッと食べるイメージのあるうどんですが、バターうどんならがっつり夜ご飯のメニューにすることもできますよ。
和風から洋風までアレンジが楽しい
しょうゆやめんつゆを使った定番のバターうどんの作り方を一度覚えてしまうと、家にあるものを組み合わせてアレンジを楽しむことが出来ます。
シンプルな釜玉うどんや冷やしうどんに薬味などのトッピングを楽しんだり、野菜や肉などをプラスしてボリューム満点のうどんにすることも。
また、味噌を加えて味噌煮込みうどんにしたり、スパゲッティソースから発想を得た洋風クリーミーうどんまで。
和風から洋風とアレンジ自在で飽きることなく楽しめるのがバターうどんの特徴です。
意外と低カロリーで夜食向き
バターうどんは、腹持ちが良い一方で意外と低カロリーなんです。
冷凍うどんのカロリーは約200kcalに対して、バターが約70kcalなので、トッピングなどの追加具材にもよりますが、一食300kcalほどに抑えられます。
一方で、飲んで帰ってきた時など、つい夜に食べたくなってしまうインスタントラーメンは、300~500kcalのタイプが多いので、夜食をラーメンではなくうどんに切り替えることで罪悪感を減らすことができます。
短時間で調理が完了する
バターうどんのレシピは、どれも簡単で自宅にあるもので作れてしまうものが多いです。
レシピによっては冷凍うどんをチンをして、バターなどの材料と和えるだけと、火を使う必要もないものもあります。
10分程度の調理時間で手軽に美味しいうどんが作れるので、あまり料理に時間をかけたくなかったり、そもそも料理に自信がない方でも安心です。
さらに使う調理器具も限りなく少ないので、食べた後の片付けもラクチンなのも嬉しいポイントです。
【10分で完成!】レンジで作れる簡単バターうどんレシピ
とにかく簡単に美味しいうどんが食べたい!という方におすすめしたい、レンジのみで作る簡単なバターうどんのレシピをご紹介します。
冷凍うどんを常備しておけば、おなかが空いたと同時にサッと作れますよ。
※通販でも、安いショップだと1食80円程度で買えます。
さらに、ハピタスのようなサイト(無料サイト)を経由して楽天などで購入するだけで、現金等価のポイントが1%もらえますので、これを併用すればスーパーで買うよりお得かもしれませんね。
しょうゆバターうどん
まずは、定番の「しょうゆバターうどん」を作ってみましょう。とってもシンプルな作り方なので、10分で出来てしまいます。
ゆとりがあれば、冷蔵庫に残っているネギや海苔などをトッピングに加えるなどしてアレンジも楽しんでみましょう。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・しょうゆ 小さじ1
・有塩バター 10g
・塩コショウ 少々
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.アツアツになったうどんに、しょうゆとバターを加えて混ぜる
4.全体が混ざったら塩コショウで味を調えて完成
最終的に盛りつける丼ぶりがレンジOKの場合は、冷凍うどんを解凍する作業からその器で始めれば、洗い物は丼ぶりだけで済みます。
調理も洗い物も最短にしたい人にとっておきのレシピです。
めんつゆバターうどん
めんつゆのほんのりとした甘さと、バターのコクが合わさって、食欲がそそられる「めんつゆバターうどん」。
バターうどんを作るときに定番のしょうゆから、めんつゆに切り替えるだけで味の雰囲気がガラっと変わります。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・めんつゆ 大さじ1.5
・有塩バター 10g
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.うどんにめんつゆとバターを加えて混ぜたら完成
材料は少ないものの、めんつゆの旨味が引き立ち、味がバシッと決まります。お好みでネギを散らしたり、途中から七味をプラスすると、味に変化が出て楽しめます。
香川風!釜玉バターうどん
実は自宅でも簡単に作ることのできる釜玉うどん。お店で食べるシンプルな味も美味しいですが、バターを加えた「釜玉バターうどん」は、卵黄とバターの組み合わせが最強です。
ついついおかわりしたくなる一品です。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・しょうゆ 大さじ1/2
・有塩バター 10g
・生卵 1個
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.器に生卵を入れて、菜箸で溶きほぐす
4.3にアツアツになったうどん入れて絡める
5.しょうゆとバターも加えてしっかりと混ぜたら完成
そのまま食べてももちろん美味しいですが、ちぎった海苔を散らしたり、七味をかけると風味がUPします。辛い味が好きな方は、ラー油を少し垂らすのもおすすめです。
柚子胡椒バターうどん
柚子胡椒が冷蔵庫にある場合は、バターうどんに加えると柚子の風味が豊かに引き立つ「柚子胡椒バターうどん」が作れます。
柚子のフレッシュな香りと、バターのこってりとした香りはクセになる味わいです。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・めんつゆ 大さじ1
・有塩バター 10g
・柚子胡椒 小さじ1/2~1
・生卵 1個
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.解凍したうどんに、バター、めんつゆ、柚子胡椒を加えて混ぜる
4.器に盛りつけてから、生卵を乗せて完成
柚子胡椒は、物によって青唐辛子の量が異なり辛さが違うので、お好みに合わせて量を調整して下さい。
時間にゆとりがある場合は、冷蔵庫で寝かせて、冷やしうどんとして食べるのも美味しいですよ。レモンやすだちなどの柑橘系を合わせると、より清涼感ただよう冷やしバターうどんになります。
健康を気にされる方には、九州産の柚子と青唐辛子にこだわって作られた、無添加の柚子胡椒もおすすめ。
パウチタイプなので、必要な分をサッと取り出しやすく、冷蔵庫の中でも自立するので見つけやすいのも嬉しいですね。
明太子バターうどん
バターうどんの濃厚な味わいをより楽しむには、明太子をプラスした「明太子バターうどん」がおすすめです。
バターのこってりとした甘みと明太子の辛さの組み合わせをお楽しみください。辛いのが苦手な方は、たらこで代用することも可能です。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・めんつゆ 小さじ1/2
・有塩バター 10g
・明太子 1/2腹
・大葉 2枚
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.うどんにバターとめんつゆを加えて混ぜる
4.明太子をほぐし、大葉を細切りにする
5.器にうどんを移し、明太子と大葉を乗せたら完成
とにかく洗い物を減らしたい!という方は、明太子はほぐさずそのまま乗せてしまいましょう。食べながらお箸で明太子を崩せば大丈夫です。
また、大葉はキッチンバサミで切れば、包丁とまな板も使わず、洗い物を減らすことができますよ。
お吸い物の素でバターうどん
バターうどんのスープを、お吸い物の素で作ってしまうという時短テクニック。
お湯を加えるだけで美味しいスープが仕上がる「お吸い物の素を使ったバターうどん」は、料理に自信がない方でも安心して作れるレシピです。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・お吸い物の素 1袋
・有塩バター 10g
・お湯 カップ1
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.うどんにお吸い物の素とバターを絡める
4.器に盛りつけてから、お湯をかけて完成
このレシピはお茶漬けの素でも代用可能です。うどんとお吸い物、うどんとお茶漬けというと不思議な組み合わせに感じるかもしれませんが、塩分がしっかりと効いていて簡単に美味しく仕上がる方法です。
1品で完結!メインになるがっつりバターうどんレシピ3選
そのままシンプルなままで食べてもコクがあって美味しいバターうどんですが、野菜や肉と合わせることで、より食べ応えが増して美味しいうどんに仕上がります。
レンジレシピと比べると、少し手間はかかりますが、その分ボリューム満点のバターうどんになりますよ。
白菜とコーンの味噌バターうどん
味噌煮込みうどんを、バターでアレンジした「味噌バターうどん」。
ぐつぐつと煮ることで味噌が甘くなったところに、バターの塩分と香りが加わると、最後の一滴まで飲み干したくなるスープに仕上がります。
つい〆の白米を入れて雑炊にしたくなること間違いなしです。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・白菜 2枚
・ホールコーン 1/2缶
★味噌 大さじ3
★めんつゆ 大さじ1
★有塩バター 10g
【作り方】
1.白菜を食べやすいサイズに切る
2.鍋にお湯を沸かし、白菜を茹でる
3.その間に、冷凍うどんを耐熱容器に入れる
4.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
5.白菜が茹ったら、鍋にうどんを加える
6.ホールコーンと調味料(★)も加えて煮たら完成
このレシピでは白菜とコーンを使用しましたが、もう少しボリュームアップさせたい場合は、舞茸やエリンギ等のきのこ類を加えるのをおすすめします。
見た目が豪華になるだけでなく、食物繊維がたっぷり入ったきのこ類は、食べた時の満腹感をUPしてくれます。
クリーミーたらこバターうどん
たらこパスタ好きに是非挑戦して頂きたいのが、「クリーミーたらこバターうどん」です。
ソースを作るときに少しバターを加えるだけで、レストランで食べるような、濃厚なクリーミーソースが簡単に作れてしまいます。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・たらこ 1腹
★有塩バター 10g
★牛乳 50ml
★めんつゆ 小さじ2
【作り方】
1.冷凍うどんを耐熱容器に入れる
2.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
3.たらこの薄皮をむいて、ほぐしておく
4.鍋にたらこと調味料(★)を加えて弱火にかける
5.へらでゆっくりとかき混ぜ、バターを溶かす
6.うどんを加えて、ソースを絡めたら完成
クリームは使わずに牛乳で作ったとは思えない濃厚なソースが出来るのはは、バターのおかげです。もう少しパンチのある味わいを楽しみたい方には、明太子で作るのもオススメです。
その場合は、調味料(★)に小さじ1のマヨネーズも加えると、明太マヨクリームソースになりますよ。お好みに合わせて、色々とアレンジを楽しんでみてくださいね。
舞茸きのこバターうどん
バターうどんにたっぷりときのこを載せて、ボリュームアップしてみましょう。
バター醤油に絡んだきのこと、塩分の効いたベーコンが食欲をそそります。お好みのきのこを幾つか選んでください。
【材料】(一人分)
・冷凍うどん 1玉
・しょうゆ 大さじ1
・有塩バター 10g
・舞茸 1/2パック
・しめじ 1/2パック
・ベーコン 3枚
【作り方】
1.ベーコンを1センチ幅に切り、きのこを一口大に割く
2.フライパンに油をしいて(分量外)、きのことベーコンを炒める
3.その間に、冷凍うどんを耐熱容器に入れる
4.うどんの袋に記載の通りに、レンジで解凍する
5.できたうどんをフライパンに加えて和える
6.火を止めてからバターとしょうゆを入れて混ぜたら完成
このレシピではしょうゆを使いましたが、甘い味付けが好きな方は、めんつゆでも代用可能です。めんつゆを使う場合は、大さじ1.5杯に調整してください。
まとめ:簡単で美味しいバターうどんはアレンジを楽しもう!
実は相性バッチリな「バター×うどん」の組み合わせは、家にあるもので手軽に美味しいうどんに仕上げる秘訣です。
バターうどんの多くのレシピは、レンジで加熱するだけととっても簡単。10分程度で完成するものばかりなので、おなかが空いたと思ったらすぐに作ることができます。
また、いつものあっさりとしたうどんスープではなく、ちょっとこだわった味付けにしたいという方にも、挑戦して頂きたいバターうどん。
味噌煮込みから、お店のソースのようなこってりした味わいが、自宅でサクッと作れてしまいます。