そんな疑問に答えます。
バターガレットは焼き菓子の一種です。さまざまな焼き菓子の中でも、特にバターの風味が強く、サクサク食感が魅力的なお菓子で、最近人気が急上昇してきています。
しかし、取り扱っている洋菓子店はまだまだ少ないのが現状…。
そこで、この記事では、通販で買える魅力的なバターガレットや、初心者でもトライできるバターガレットの簡単レシピをご紹介していきます!ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
バターガレットってどんなお菓子?
バターガレットは、サクサクとした食感と、バターの風味香る甘じょっぱい味わいが魅力の厚焼きクッキーです。
バターをたっぷり使っているため、固めに仕上げたクッキーに比べるとホロホロと崩れやすく、口の中に広がるバターリッチなテイストが、焼き菓子好きの方から深く愛されています。
このお菓子は、味の特徴が伝わりやすいよう「バターガレット」と呼ばれることが多いのですが、またの名を「ガレット・ブルトンヌ」といいます。
「バターガレット」は、フランス・ブルターニュ地方で古くから愛されてきたフランスの伝統菓子です。
ブルターニュ地方の伝統的な「バターガレット」には「ブルターニュ特産の有塩バター」がたっぷり使われているのが特徴。
日本で売られている「バターガレット」には、有塩バターが使われているものや無塩バターに塩を加えて仕上げているものなど、さまざまなタイプがあります。
タイプが違っても、どの商品も甘じょっぱさと後を引く味わいが特徴となっています。
一度は食べてみてほしい!人気のバターガレット3選
デパートの洋菓子売り場でもまだ見かけることが少ないバターガレット。一度食べてみたい人におすすめしたいのが、通販で買える商品です。
ここで紹介するバターガレットは、どれも味が抜群だと評判、万人受けする仕上がりとなっていますので、手土産にもピッタリですよ!
「バターバトラー」のバターガレット
「バターバトラー」は、株式会社シュクレイが運営する、2016年4月にオープンした比較的新しい洋菓子ブランドです。
2017年度JR東日本おみやげグランプリで「総合グランプリ」に輝くなど、東京土産の定番として広く愛されているブランドとして知られています。
バタースイーツ専門店である「バターバトラー」は、商品の主役となるバターに特に強いこだわりを持ち、さまざまな人気商品を展開しています。中でも人気が高い商品が「バターガレット」。
「バターガレット」には、フランス産発酵バターとゲランド塩が使用されています。しっとり感とさっくり感のバランスが絶妙だと評判。
一般的なバターガレットと比べると口溶けが良く非常に食べやすい…手土産にピッタリのお菓子だと言えます。
「モロゾフ」のバターガレット
プリンやチョコレートで有名な洋菓子ブランド「モロゾフ」。「モロゾフ」の新しくできた焼き菓子ブランド「ガレット オ ブール」に今注目が集まっています。
「ガレット オ ブール」はフランス語で「バターの焼き菓子」という意味。その名の通り、バターを楽しむ焼き菓子専門店です。バターと焼き菓子が好きな方には見逃せないお店です。
数多い焼き菓子の中でも一番人気なのは「バターガレット(商品名:ガレット・ブルトンヌ)」。このガレットに使用されているバターは「フランスのイズニー社の発酵バター」。さわやかで奥行きのある味わいが特徴です。
バターの風味が口の中に広がってしっかり感じられ、本当においしい…。上品で控えめな甘さが魅力的です。有名洋菓子店モロゾフが出しているブランドなので信頼度が高く、手土産には最適だと言えるでしょう。
このお菓子は「高島屋オンラインストア」で購入可能です。
ちなみに、通販を利用する際には、ハピタスのようなサイトを使うとお得ですよ。こういったサイトを経由して購入するだけで、現金等価のポイントが1%もらえます。1%値引きは積もると案外大きいですよ!
「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」のバターガレット
焼き菓子専門店「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」は、国内では珍しい、焼き菓子に特化した洋菓子ブランドです。
料理研究家やパティシエも絶賛する本格的な味わい…焼き菓子好きな方には強くおすすめしたいブランドだと言えます。中でも人気が高い商品が「バターガレット(商品名:ガレット・ブルトンヌ)」。
とても評判が良いこのガレットには、他店のガレットとは違う特徴があります。
まず、大きさが他店のものより少し大きめ。表面のざくざくと香ばしい食感と内側のほろっと崩れる食感のコントラストを味わうのに理想的な大きさとなっているのです。
生地には、生地量の1/3にもなるほどたっぷりと発酵バターを使用しています。一口目で、その贅沢な余韻に、思わずうっとりとさせられてしまいますよ。
このお菓子は「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」の公式オンラインショップで購入可能です。
気軽に作ろう!バターガレットの簡単レシピ
バターガレットには、作るのが難しい上級者向けのお菓子というイメージがあり、店舗で買って食べる人が多いようです。
ですが、出来立ての温かいバターガレットのサクサク食感は格別…!ぜひ家庭で手作りしていただきたいと思います。ここでは初心者でもトライできる簡単レシピをご紹介していきます!
型がなくてもきれいに仕上がる!簡単でおいしいバターガレット
バターガレットは、家で作ると手間がかかるため、手作りする人が少ないお菓子です。「材料をヘラで混ぜるのが面倒」「オーブンで焼くときにアルミのガレット型に入れるのが面倒」という人が多いようですね。
ここでは、そんなお悩みを解消するレシピをご紹介!「材料はフードプロセッサーで混ぜればOK」「オーブンで焼くときにガレット型は不要」という簡単レシピですよ。
【材料】
バター:70グラム
粉糖(砂糖):40グラム
薄力粉:140グラム
アーモンドプードル:35グラム
蜂蜜:5グラム
卵黄(仕上げ用):1個
【作り方】
1.バターを1cm角にカットし、冷蔵庫で冷やしておきます。オーブンを150度に設定し予熱。
2.粉糖、薄力粉、アーモンドプードルをフードプロセッサーに入れ、よく混ぜ合わせます。
3.1のバターを2に入れ、フードプロセッサーを小刻みに回します。
4.バターが溶けない程度に粉と混ざったらストップします。かたまりがないサラサラの状態を目安としてください。
5.蜂蜜を加えてもう少しフードプロセッサーを回したら、生地の出来上がりです。まとまりがないポロポロした状態を目安としてください。
6.手で生地をまとめて、5mmの厚さに伸ばして冷凍庫に入れます。
7.冷え固まったら、好きな大きさにくり抜いてください。
8.卵黄をハケで塗り、冷凍庫で5分休ませた後、フォークで模様をつけると、市販品のようなきれいな仕上がりになります。
9.150度のオーブンで30分焼成したら出来上がりです!
【ポイント】
バターは必ず冷えた状態のものを使うようにしてください。冷えていないバターを使うと、サクサク食感が失われてしまいます。
くり抜く型は直径7cm程のミニセルクル(円形の型)がおすすめ。500円ほどで買えますので1つあると便利ですよ。
スクエア型で簡単!無駄なくおいしいバターガレット
バターガレットを作るとき「オーブンで焼くときにアルミのガレット型に入れるのが面倒」「焼く前の生地を型抜きするのが面倒」と思う人が多いようです。
ここでは、なんと「型抜きも不要」な、パウンドケーキ用のスクエア型を活用した簡単レシピをご紹介していきます。
【材料(15cmスクエア型1台分)】
バター:40グラム
粉糖(砂糖):45グラム
薄力粉:130グラム
卵黄:1個
太白ごま油:30グラム
ラム酒:小さじ2
バニラオイル:適量
塩:ひとつまみ
卵黄(仕上げ用):1個
【作り方】
1.薄力粉と粉砂糖→卵黄→バターと太白ごま油の順にフードプロセッサーに入れ、ひとかたまりになるまで撹拌します。
2.残りの材料(ラム酒・バニラオイル・塩)も入れ、さらに撹拌します。
3.生地のまとまりが悪ければ、太白ごま油(またはサラダ油)を小さじ1/2程度足してください。
4.生地をひとまとめにし、焼き縮みを防ぐためラップに包み、冷蔵庫で1時間休ませます。
5.クッキングシートをスクエア型より少し大きめの大きさに切ります。
6.シートをまな板などの上に広げて置き、生地をのせてラップをかぶせ、麺棒で伸ばします。
7.生地を、型の底よりやや小さめのスクエアに整えます。焼き縮みするので、厚さは少し厚めにするのがおすすめ。
8.卵黄を生地にハケで薄く塗り、フォークを使って格子状にやや深めに格子模様をつけます。
9.完成した生地を、クッキングシートごと、そっとスクエア型に入れます。
10.170度のオーブンで25~30分焼き、その後100度に下げて15分乾燥焼きします。
11.ケーキクーラーなどで粗熱をとり、冷凍庫で冷やします。完全に冷えたら9等分にカットして完成です!
【ポイント】
クッキングシートの上で成形した後、スクエア型に入れるのがやや難しいです。シートの端を持って、滑らせるようにそっと型に入れるとうまくいきますよ。
オーブンで焼く際、焦げそうならアルミホイルをかぶせてくださいね。
まとめ:おいしくてお洒落なバターガレットでティータイムを楽しもう♪
焼き菓子の中でもひときわリッチな味わいのバターガレット。綺麗なお皿の上にバターガレット、そしておいしい紅茶…優雅なティータイムが過ごせそうです♪
ここでは、通販で買えるバターガレットの情報と、バターガレットの簡単レシピをご紹介してきました。さっそくこの週末に、バターガレットをおともに、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?