焼酎といえば麦焼酎や芋焼酎などがメジャーですが、黒糖(サトウキビ)を原料とする黒糖焼酎は、麦焼酎や芋焼酎と比べるとクセも少なく、焼酎初心者でも飲みやすいと言われています。
では、黒糖焼酎はどのような飲み方が合うのでしょうか?この記事では、黒糖焼酎の特徴やおすすめの飲み方についてご紹介します。
目次
黒糖焼酎の特徴を知ればおいしい飲み方が見えてくる!
黒糖焼酎をおいしく飲むには、どのような飲み方をすればいいのか?その答えを知るために、まずは黒糖焼酎の特徴から紐解いていきましょう。
黒糖焼酎とは?
正式名称は『奄美黒糖焼酎』で、日本で唯一鹿児島県の奄美群島でのみ製造を許可されている焼酎です。
奄美で黒糖焼酎の製造が本格的に始まったのは第二次世界大戦後のアメリカ統治下時代。
当時の酒税法では糖類を原料とする蒸留酒は焼酎と認められていませんでしたが、1953年に日本に返還された際、特例として奄美群島でのみ黒糖焼酎の製造が許可されたのです。
さらに2009年(平成18年)には、特許庁の地域団体商標(地域ブランド)にも認定されました。
つまり、『奄美黒糖焼酎』と名乗れるのは、奄美群島(喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島)で「奄美大島酒造協同組合」に所属する26の蔵元が造る黒糖焼酎だけということになります。
黒糖焼酎は本格焼酎の一種
酒税法では、黒糖焼酎は本格焼酎に分類されます。
焼酎は、ウイスキーやブランデーと同じ蒸留酒の一種です。蒸留酒は、原材料に含まれる糖分を酵母によって発酵させるまでは醸造酒と同じですが、さらに蒸留する工程を入れることでアルコール濃度を高めています。
さらに焼酎は、蒸留方法によって単式蒸留焼酎(旧焼酎乙類)と連続式蒸留焼酎(旧焼酎甲類)に分類されます。そして、単式蒸留焼酎のなかでも、特定の原料から造られた焼酎が本格焼酎と呼ばれます。
つまり、黒糖焼酎は、黒糖を主原料とし、奄美群島で造られている本格焼酎ということになりますね。
黒糖焼酎の味の特徴は?
ホワイトリカーなどの連続式蒸留焼酎は1度に複数回の蒸留を行うので、アルコール純度は高まりますが原料の風味は消えてしまいます。
それに対し、本格焼酎(単式蒸留焼酎)は、基本的に1度の製造で1度だけ蒸留を行うので、原料の風味がそのまま残るのが特徴です。
黒糖焼酎も黒糖の風味がしっかりと残っていて、コクのある甘みをほんのりと感じられます。とは言っても、糖分は、蒸留の工程で完全に分離されるので、実際に甘味があるわけでなく甘い香りとして残るのです。
まろやかな口当たり、黒糖由来のコク、甘い風味を持つことが黒糖焼酎の特徴と言えます。そのため、黒糖の甘さとコクを生かせるような飲み方をするのがおすすめです。
飲み方次第?!黒糖焼酎の健康効果とは?
黒糖は体に良いというイメージはありませんか?黒糖は精製していないので上白糖などに比べるとミネラルなどが多いことは知られていますよね。では、黒糖を主原料とする黒糖焼酎は健康に良いのでしょうか?
黒糖焼酎は栄養価が高い?
黒糖焼酎の主原料は黒糖です。WEBなどの一部の情報では、黒糖を主原料とした黒糖焼酎にビタミンやミネラルが多いということが言われていますが、残念ながらこれは間違いです。
黒糖焼酎はアルコール発酵した後に蒸留するため、その時点でミネラルはほぼ取り除かれると考えて良いでしょう。
日本食品成分表の中に黒糖焼酎の栄養成分データはありません。しかし、黒糖焼酎と同じサトウキビを主原料とするラム酒や、同じ製法の焼酎のデータを見ても、ビタミンやミネラルをはじめとした栄養素はほぼゼロです。
このことからも、黒糖焼酎にはビタミンやミネラルなどの栄養成分が、ほぼ含まれていないことがわかるのではないかと思います。
血液サラサラになるって本当?
黒糖焼酎だけに限らず本格焼酎全般に言えることですが、最近の研究で、本格焼酎や泡盛には、血栓を溶解させる『ウロキナーゼ』や『t-PA』という物質を活性化させる働きがあることがわかってきました。
この効果を発見した医学博士・須見洋行氏の実験結果によると、60mlの焼酎を飲むことで血栓を溶解する働きのある酵素の活性化が顕著に見られたそうです。
須見氏によると、焼酎といっしょに納豆を食べると、ナットウキナーゼによって相乗効果が期待できると言います。納豆をつまみにして黒糖焼酎を飲むという飲み方をすることで、健康効果がさらに期待できるかもしれませんね。
黒糖焼酎の適量はどのくらい?
黒糖焼酎のアルコール度数は、25度~30度くらい。ビールや缶チューハイと比べると、アルコール度数はかなり高めですが、どのくらいの量であれば適度な飲み方になるのでしょうか?
厚生労働省による飲酒のガイドラインによると、「節度ある適度な飲酒」の量は純アルコール換算で20g程度。これは25度の焼酎で100mlくらいです。
また、アルコール健康医学協会の指針では、程よくアルコールを楽しむには25度の焼酎で約220mlを限度とするのが良いとしています。
これらを考え合わせると、25度の焼酎の場合、1日に100~200ml程度に抑えておくのが適度な飲み方であると言えそうです。ただし、女性や高齢者、お酒に弱い人などは、これよりも少なくする必要があるので注意しましょう。
カロリーはどのくらい?黒糖焼酎は太る?
黒糖焼酎の主原料は黒糖と聞くと、気になるのはカロリーですよね。
黒糖なのでカロリーが高いように思うかもしれませんが、実際には、糖分は発酵によってアルコールに変換されますし、残った糖分も蒸留の工程ですべて取り除かれます。
したがって、黒糖焼酎のカロリーはアルコールの分のみ、ということになりますね。黒糖焼酎と他の酒類のカロリーとの比較を下の表に示してみました。
種類 | 量(g) | カロリー(kcal) |
---|---|---|
本格焼酎 | 100 | 144 |
ビール | 350 | 137 |
発泡酒 | 350 | 154 |
日本酒(本醸造酒) | 100 | 107 |
日本酒(純米酒) | 100 | 102 |
ワイン(赤) | 100 | 75 |
ワイン(白) | 100 | 68 |
ワイン(ロゼ) | 100 | 71 |
梅酒 | 100 | 155 |
ウイスキー | 100 | 234 |
本格焼酎100gのカロリーは、発泡酒やビール350ml缶1本分と同程度と考えて良いでしょう。
どの酒類でも同じことが言えますが、太る飲み方というのは、アルコールそのものの量よりも、いっしょうに食べる料理によるところが大きいと言えます。アルコールは食欲増進効果があるので、食べすぎには注意したいですね。
黒糖焼酎の風味を味わえるおすすめの飲み方は?
ここからは、黒糖焼酎のおすすめの飲み方について解説します。まずは、黒糖焼酎のほんのりとした甘さやコク、風味をじっくりと味わうのにおすすめの飲み方をご紹介しましょう。
ストレート
黒糖焼酎の持つ本来の風味を堪能できる飲み方はストレートです。
黒糖焼酎そのものの風味やコクをダイレクトに味わいたいのであれば、やはりストレートで飲むのがいちばん。常温だとまろやかさが際立ち、冷蔵庫で冷やすとすっきりした味わいを楽しめます。
ただし、黒糖焼酎のアルコール濃度は25度~30度と高めです。こまめにチェイサーの水を挟みながら、じっくりと時間をかける飲み方をするようにしましょう。
焼酎を口に含んでから鼻でゆっくりと呼吸をすると、黒糖焼酎の味わいをしっかりと楽しめます。
オン・ザ・ロック
オン・ザ・ロックも黒糖焼酎本来の風味を堪能したい人におすすめの飲み方です。
オン・ザ・ロックの良い点は、黒糖焼酎の味の変化を楽しめることだと言えます。最初は、ストレートに近い黒糖焼酎本来の風味を味わえ、だんだんと氷が溶けるにしたがって、アルコールが薄められて爽やかな飲み心地に変わっていきます。
ポイントは、氷がゆっくりと溶けるように大きめの氷を使うこと。できれば、ミネラルウォーターで作った氷を使うのがおすすめです。
水割り
水割りは、黒糖焼酎の風味を残しつつ、すっきりと飲みやすくなる飲み方です。焼酎と水の黄金比率は6:4(ロクヨン)と言われていますが、焼酎初心者なら5:5くらいから始めてみましょう。
作る時は、黒糖焼酎を先に入れるのがポイントです。焼酎よりも比重の大きい水を後から入れることで水が自然に下に落ち、焼酎となじみやすくなります。
入れる水によっても味わいが変わります。まろやかな風味を味わうには軟水を使うのがおすすめです。
氷を入れても良いですが溶けると薄まってしまうので、冷たい水割りを飲みたい場合は、黒糖焼酎と水をあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと良いでしょう。
お湯割り
濃い焼酎は苦手だけど、黒糖焼酎の風味を堪能したい人におすすめの飲み方がお湯割りです。
お湯割りにすることで、アルコールが揮発しやすくなるので、黒糖焼酎の甘さやコクをより感じられるようになり、飲み口もまったりとまろやかになります。
黒糖焼酎のお湯割りを作る場合も、焼酎と水の割合は6:4か5:5くらいを目安にしてください。お湯の比重は焼酎よりも小さいため、入れる順番は水割りとは逆に、お湯を先に入れて後から焼酎を加えるようにしましょう。
また、飲み切る前にお湯割りが冷めてしまわないようにするには、150ccくらいのやや小さめの器が適しています。
黒糖焼酎に合うおつまみは?
黒糖焼酎本来のおいしさを味わう飲み方をするなら、どのようなおつまみが合うのでしょうか?
黒糖焼酎はほんのりしたコクのある甘みがありクセはあまりないので、塩辛いおつまみでも甘いおつまみでも、和風にも洋風にも何にでも合う焼酎だと言えます。
黒糖焼酎の地元である奄美地方では、郷土料理とともに黒糖焼酎を楽しむことが多いようですが、なかでも真似しやすいのが「親子飲み」と呼ばれる飲み方です。
「親子飲み」とは、黒糖をかじりながら黒糖焼酎を楽しむ飲み方です。黒糖との相乗効果で、黒糖焼酎の風味をより多く味わうことができます。
黒糖焼酎初心者は「〇〇割り」の飲み方がおすすめ
黒糖焼酎を始めて飲む人や、蒸留酒は少し苦手だなという人は、身近な飲み物で割る飲み方がおすすめです。
炭酸飲料で割る
焼酎を炭酸で割るの飲み方は、間違いのない方法ですよね。
黒糖焼酎の風味を楽しみたいのであれば炭酸水で割るのがおすすめです。炭酸の泡で黒糖焼酎の香りがはじけて、より際立たせることができます。黒糖焼酎と炭酸水の割合は、水割りと同じくらいで6:4か5:5を目安にすると良いでしょう。
甘めのサワーがお好みなら、コーラ、サイダー、果汁系のソーダなど炭酸飲料などで割る飲み方もおすすめです。炭酸飲料で割る場合の割合は、黒糖焼酎4:炭酸飲料6くらいを目安にすると良いと思います。
炭酸水や炭酸飲料で割って飲むなら、仕上げに、レモンやライムやオレンジなど、柑橘系の果汁を少し絞ると、さらに爽やかになります。
身近な飲み物で割る
炭酸が苦手な人は、身近な飲み物で割ると良いでしょう。
甘いお酒が苦手な人や食事の時に飲みたい場合にはウーロン茶がよく合います。黒糖焼酎3~4:ウーロン茶6~7くらいの割合で試してみてください。また、ウーロン茶の代わりに緑茶で割る緑茶ハイも人気の高い飲み方です。
そして、意外においしいと評判が良い飲み方が、牛乳で割る方法です。黒糖焼酎独特のコクや甘い香りが牛乳とよく合います。黒糖焼酎3:牛乳7くらいで割ると良いでしょう。
おしゃれな飲み方も!黒糖焼酎の簡単カクテルレシピ
コクのある甘い香りが豊かな黒糖焼酎は、カクテルにもよく合います。簡単に作れて家で楽しめるカクテルのレシピをいくつかご紹介します。
奄美流のカクテル「パッションフルーツ飲み」
最初に、地元奄美では定番の飲み方である、パッションフルーツ飲みをご紹介します。
パッションフルーツの栽培がさかんな奄美地方では、夏になるとパッションフルーツに黒糖焼酎を注いで飲むそうです。南国のフルーツと黒糖焼酎の相性は抜群なので、パッションフルーツが手に入ったらぜひ試してみてください。
【材料】
パッションフルーツ
黒糖焼酎
【作り方】
1.パッションフルーツの上下を切り取る(器にするので、下は転がらないように少しだけ切る)
2.黒糖焼酎をパッションフルーツに注ぎ、マドラーやスプーンなどで焼酎と果実をよく混ぜる
【ポイント】
・冷やすとさらにおいしくなります。パッションフルーツも黒糖焼酎も冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。黒糖焼酎をオン・ザ・ロックにしてから注ぐ方法もおすすめです。
・焼酎を入れる前に、パッションフルーツの実をかき混ぜておいてもOKです。
黒糖焼酎モヒート
モヒートはキューバのカクテルで、ラム酒をベースにライム果汁とミントの葉を加えたカクテルです。ラム酒の代わりに黒糖焼酎を使うと、サッパリとした飲み方のできる和風のモヒートができ上ります。
【材料】
黒糖焼酎 30~50cc
ミントの葉 12~3枚くらい(数枚は飾り用)
ライム 1/4個
炭酸水 適量
砂糖(ガムシロップ)適量
【作り方】
1.ライムは8等分くらいのくし切りにする
2.グラスにミントの葉とライム、砂糖を入れて軽く潰す
3.氷を入れ、その上から黒糖焼酎、炭酸水の順番に注ぐ
4.上にミントの葉を飾る
【ポイント】
・黒糖焼酎と炭酸水の割合は、5:5もしくは4:6くらいが良いでしょう。
・本格的な作り方では、ミントとライムを潰すために「ペストル」という道具を使いますが、小さなすりこぎやスプーンなどで代用できます。
黒糖焼酎モスコミュール
モスコミュールはウォッカベースのカクテルですが、黒糖焼酎を使ってもおいしく飲めます。
【材料】
黒糖焼酎 40ml
ジンジャーエール 80ml
ライム果汁 10~15cc
【作り方】
1.グラスに氷と黒糖焼酎、ライム果汁を入れ、マドラーで20回ほどよく混ぜる。
2.ジンジャーエールを氷に当たらないように注ぎ、最後にマドラーで1~2回混ぜる。
【ポイント】
・ジンジャーエールの種類によって味が変わります。すっきりとした飲み方をしたい人は辛口のジンジャーエールを、甘口が好きな人はドライジンジャーエールを使うと良いでしょう。
黒糖焼酎ピニャ・コラーダ
ピニャ・コラーダはカリブ海発祥のカクテルで、ラム酒をベースにパイナップルとココナッツミルクを混ぜたカクテルです。
黒糖焼酎はパイナップルとの相性がとてもよく、甘めのピニャ・コラーダでも少しすっきりとした飲み方ができます。
【材料】
黒糖焼酎 20cc
ココナッツミルク 20cc
パイナップルジュース 20cc
【作り方】
黒糖焼酎、ココナッツミルク、パイナップルジュースを瓶などに入れて蓋をしてよく振ってから、クラッシュアイスを入れたグラスに注ぐ。
【ポイント】
・通常のカクテルではシェーカーを使いますが、蓋のできる入れ物で代用できます。ブレンダーやミキサーを使っても良いでしょう。
・クラッシュアイスがなければ、角氷でもOKです。
黒糖焼酎スクリュードライバー
ウォッカをオレンジジュースで割ったスクリュードライバーは女性に人気のカクテルですが、ウォッカを黒糖焼酎に変えてもよく合います。
【材料】
黒糖焼酎 40ml
オレンジジュース 80ml
【作り方】
氷、黒糖焼酎、オレンジジュースの順でグラスに入れ、マドラーでよくかき混ぜる。
【ポイント】
・最後にグレナデンシロップ小さじ1~2杯を静かに入れると、テキーラ・サンライズ風の飲み方もできます。
黒糖焼酎ブラッディ・マリー
ブラッディー・マリーは、ウォッカベースでトマトジュースを入れたカクテル。NYが発祥だそうです。サッパリとした飲み方をしたい人におすすめです。
【材料】
黒糖焼酎 60ml
トマトジュース 80ml
レモン果汁 適量
【作り方】
グラスに氷と黒糖焼酎を入れて混ぜ、さらにトマトジュースとレモンを加えてマドラーでよく混ぜる。
【ポイント】
・黒糖焼酎とトマトジュースは、1:1の割合でも良いでしょう。
・お好みで塩コショウ、タバスコなどを入れると、スパイシーな飲み方ができます。
・キュウリやセロリなどの野菜スティックを付けて食べるのもおすすめです。
梅酒のような飲み方はできる?黒糖焼酎で作ってみよう!
梅酒などの果実酒は、通常はホワイトリカーと呼ばれる焼酎で作りますが、黒糖焼酎を使って作ることはできないのでしょうか。
黒糖焼酎で果実酒を作る時の注意点
結論から言うと、黒糖焼酎を使って果実酒を作ることはできます。ただし、保存性の面で少し注意が必要です。
梅酒に使うホワイトリカーのアルコール度数は35度です。それに対し、黒糖焼酎のアルコール度数は25度程度。黒糖焼酎で果実酒を作ると水分が多くなるため、ホワイトリカーで作った果実酒よりも保存性が悪くなります。
そのため、黒糖焼酎で作った果実酒は、暑い時は冷蔵庫で保存するなどして、半年程度を目途に飲み切るようにしましょう。
また、酒税法により、自家製酒は20度未満の酒類を使うことを禁止されています。念のため頭に入れておきましょう。
黒糖焼酎で作る梅酒のレシピ
黒糖焼酎を使った梅酒のレシピを紹介します。基本的な作り方は、一般的な梅酒と同じです。長期間の保存に向かないため、少なめの量で作るようにしましょう。
【材料】(2Lの瓶用の分量)
梅 500g
黒糖焼酎 900ml
氷砂糖 200~300g
【作り方】
1.青梅はていねいに洗う。くぼみの汚れもしっかりと落とし、そのまま1~2時間放置してアク抜きをする。
2.洗った梅をザルにあげて水気を切り、1粒ずつていねいに拭く。
3.きれいな瓶に、青梅、氷砂糖、黒糖焼酎を入れて蓋をし、仕込んだ日付を書いて冷暗所に保存する。
【ポイント】
・仕込む瓶はていねいに洗い、完全に水分を取っておきます。熱湯や消毒用アルコールで消毒するとさらに良いでしょう。
・青梅は傷のないものを選び、黄色くなったものは取り除きます。
・1ヶ月後くらいから飲めるようになりますが、3ヶ月後くらいが飲み頃です。
まとめ:いろいろな飲み方で黒糖焼酎を楽しもう!
甘い香りとまろやかなコクが特徴の黒糖焼酎は、焼酎などの蒸留酒が苦手な人や女性にも飲みやすいと言われています。
黒糖焼酎の持つコクと芳香をダイレクトに楽しむ飲み方から、カクテルやサワーなどにアレンジする飲み方まで、さまざまな飲み方を楽しめるのも魅力です。ぜひ、いろいろな飲み方で黒糖焼酎を楽しんでみてください。