そんな疑問にお答えします。
ふろ吹き大根やみそ田楽などに塗って食べると美味しい柚子味噌。ゆずのさわやかな香りと甘じょっぱさが美味しい万能調味料です。
この記事では、柚子味噌の選び方から、おすすめの市販品までご紹介していきます。
※柚子味噌の作り方はこちらの記事をチェック!
目次
市販の柚子味噌の選び方のポイント!
柚子味噌は、柚子の皮や果肉が味噌に練り込んであり、上品な香りや風味が楽しめます。
手作りする人もいますが、市販品でもクオリティが高く、使いやすい柚子味噌が沢山揃っています。ここでは、市販品の柚子味噌を購入する時の、選ぶポイントをご紹介していきます。
容器の形状で選ぶ
市販品の柚子味噌は、使いやすさを考慮した瓶タイプとチューブタイプが多いです。チューブタイプは、パウチ状になっている袋から柚子味噌が出てくるので、豆腐や大根などにのせるのに最適です。
また、冷蔵庫の中でも立てて保存ができるので場所を取らないという利点がありますが、内容量は少ない市販品が多いため大量消費には向きません。
それに対して瓶タイプの柚子味噌は、たっぷり入っていてスプーンですくって使えるため、柚子味噌をよく使う人や調味料として料理に活用したいという方におすすめです。
その他にも、色々なメディアに取り上げられている京都の「八百三」のように、柚子型の陶器に柚子味噌が入っている珍しい市販品もあります。
見た目がとても可愛く、上品なので、ご進物用やプレゼントとしても利用できます。自宅用に柚子味噌を買い、使い切ったらインテリア雑貨として使うのもおすすめです。
無添加で選ぶ
市販で売ってる柚子味噌の中には、無添加にこだわって製造しているものがあります。無添加の柚子味噌であれば、子供の料理にも安心して使えますね。
ただし、厳選した材料にこだわったり、保存料着色料を使ってなかったりするため、賞味期限が短くなっている商品もあります。一度封を開けたら、早めに使い切るようにしましょう。
甘さ・辛さで選ぶ
市販の柚子味噌には、甘みが強いものと、辛めのものがあります。甘めの味付けになっている市販の柚子味噌は、こんにゃくや里芋などの野菜に塗って食べる田楽系や、ふろふき大根などが相性良く、素材の味を引き立てくれます。
一方、辛めの味付けで仕上げてある市販の柚子味噌は、魚介の焼き物や焼きおにぎりなど、火を入れる料理に使うと、旨味がさらに増して美味しく味わえます。
【甘さ/辛さ別】柚子味噌おすすめの市販品4選
甘めの味付けが美味しい柚子味噌と、辛めの味わいが美味しい柚子味噌、代表的な4点の市販品をご紹介していきます。
上記に書かれた市販の柚子味噌を選ぶポイントを確認しながら、お好みのものをチェックしてみてくださいね。
松野屋食品のゆずみそ(甘め)
松野屋食品の「ゆずみそ」は、シンプルなロゴのパッケージが印象的な市販品です。
田舎味噌に、岡山県産の酒粕を使用しているので、甘味のある味噌に仕上げてあります。さらに、香りのいい高知産の柚子を練り込むことで、後味に香りが残って食べやすくなっているのも魅力。
食品添加物を使っていないため、素材の味や旨味がそのまんま染み込んでいます。夏は揚げ茄子やもろきゅうり、冬はふろふき大根、厚揚げやこんにゃくの田楽など季節を超えて活用できますよ。
鶴味噌醸造のゆずみそ(甘め)
明治3年創業の、ふるさとの味を守り続けている鶴味噌醸造の「ゆずみそ」です。ふんわりした熟成香のある自社で作る麦味噌に、香りの高い柚子やちりめん・ごまを練り込んであるおかずみそに仕上がっています。
ふろふき大根やドレッシングのベース、野菜スティックなどと相性抜群ですよ。どちらかというと甘めの味わいで、「ジャムのように甘い」という意見もありました。
古今東北のゆず味噌(辛め)
気仙沼大島産の「ゆず味噌」は、甘酸っぱく、甘さ控えめの味わいが人気の市販品です。
醸造過程から手間暇をかけて作る品質のいい登穀味噌に、気仙沼大島産のゆず果汁、かつおぶし粉末やこんぶなどを材料に丁寧に練り込んでいます。
魚介類のホイル焼きや、青魚・鶏肉の柚子味噌焼きなどの焼き物に使うと、柚子の香りがたっぷり楽しめます。また、焼きおにぎりやマヨネーズと合わせて野菜のディップとも相性抜群です。
マルハフーヅの佐渡産ゆずみそ(辛め)
マルハフーヅの「ゆずみそ」は、自然豊かな新潟県佐渡ヶ島で作られている手作りの市販品です。柚子のフレッシュな香りや、味噌の中に入っている白ごまがいいアクセントとなっています。
楽天の紹介ページには「甘め」と記載されていますが、購入した人のコメントを見ると「甘めではない」「塩気が多い」という意見が。湯豆腐、冷奴、あえもの、野菜のディップソースなどにおすすめです。
【無添加】柚子味噌おすすめの市販品3選
保存料や着色料を使っていない、無添加で作られた人気の柚子味噌の市販品をご紹介していきます。
子供がいる家庭や、健康志向の方まで安心して食べられます。また、チューブタイプと瓶タイプがありますので、使いやすい柚子味噌をチェックしてみてくださいね。
徳島ゆずみその柚りっ子
TBS「マツコの知らない世界」でも紹介された「徳島ゆずみその柚りっ子」です。徳島産の農薬不使用のゆず・北海道の甜菜糖・阿波御膳みそなど国産の原材料を使い、保存料・着色料も不使用と徹底したこだわりっぷり。
まるごと使った柚子の甘酸っぱさと香りに、味噌の塩気が加わり、甘くて優しいマイルドな味わいに仕上がっています。「値段以上にいい商品」、「柚子の風味がしっかりしていて美味しい」という意見もありました。
八百三の柚子味噌
京都にある創業250年以上の老舗八百三の「柚子味噌」です。柚子型の陶器に入ったものは、本店にて数量限定となっています。小・中・大とサイズが選べるので、お土産や贈り物としても重宝されています。
柚子の香りが高く、やや甘めの柚子味噌です。定番に生麩に付けたり、マスカルポーネと合わせてディップにしたり、ジャムのようにパンに塗ったりしても美味しく味わえますよ。
また、日本酒や白ワインとも相性がいいので、お酒の肴にもおすすめの市販品です。
猪谷農産のゆずみそ
着色料・保存料不使用の猪谷農産のゆずみそは、高知県産柚子の果皮・果肉スライスが入っています。柚子の風味や香りが高く、食感も楽しめる市販品です。
原材料には砂糖ではなく、甘酒を入れているため優しい甘さがあります。オリーブオイルで伸ばしてドレッシングにしたり、ピザの生地に塗ったり、ホワイトソースと混ぜてグラタンにしたりと色んな料理に活用できます。
また、バターと混ぜてバタートーストやマヨネーズと混ぜてディップソースもおすすめです。
【変わり種】柚子味噌おすすめの市販品3選
柚子味噌の中に、食材がプラスされている美味しいおすすめの市販品をご紹介していきます。
濃厚な柚子味噌と、食材の食感を楽しみながら味わえますよ。ご飯のお供やおつまみにもなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
丸久物産の青唐ゆず味噌
丸久物産の「青唐ゆず味噌」は、ゆずの爽やかな香りと辛味が魅力のおかず味噌です。刻んだ青唐辛子がたっぷり入っているため、辛いけどクセになる味わいに仕上がっています。
ふろふき大根やみそ田楽などの定番料理から、餃子餡の隠し味、回鍋肉などの野菜炒めなどにも活用できます。また、野菜のディップソースや、おにぎりに塗ってトースターで焼くと、青唐辛子の辛味や旨味が増して美味しく味わえますよ。
まるたかの椎茸入りゆず味噌
まるたかの「椎茸入りゆず味噌」は、竹紙に包まれた趣のある市販品です。さっぱりとした旨味がある辛口の信州味噌に、香り高いゆずと椎茸で味に深みを出しているため、甘さ控えめの味わいに仕上がっています。
そのまま食べても美味しいので、お酒のつまみやおにぎりの具としても重宝します。また、見た目も上品なので、上司や親戚への贈り物にも最適です。
「柚子の風味がたっぷり」「椎茸の味はしないが、旨味が味噌に出ている」という意見もありました。
久世福の馬路村柚子みそ
久世福商店の「馬路村柚子みそ」は、酸味と甘味のバランスがいい人気の市販のおかず味噌です。
化学調味料不使用で、高知県馬路村産の柚子皮をスライスし、約10%配合しています。原材料に醤油やみりん、鶏ガラスープなどが入っているため、甘さは控えめに仕上げてあります。
おでんに使うポン酢やごまだれとしてや、サラダのドレッシング、おにぎりに塗ってバーナーなどで焼き目をつけるとさらに柚子の香りがアップしますよ。
まとめ:おすすめ柚子味噌の市販品をぜひ食べてみよう!
柚子味噌の市販品は、沢山のメーカーから販売されていて、種類豊富に揃っています。容器の形状や、甘さ、無添加などをチェックして、使いやすくて美味しい柚子味噌をチェックしてみましょう!