水筒を持ち運ぶ時に肩掛けができて便利な水筒ホルダー。
ストラップの長さが調節できるものは、リュックやランドセル、ベルトにくくりつけることもでき通学やアウトドアの際に重宝しますよね。
そんな水筒ホルダーを手作りすれば、子供の好きな色やキャラクターの生地で仕上げたり、自分の好みの素材でおしゃれに仕上げたりすることもできます。
この記事では、そんなストラップ付きの水筒ホルダーの作り方をご紹介していきます。
目次
水筒ホルダーを手作りする際の作り方のポイント
まずは、水筒ホルダーを手作りするときに大切な基本のポイントを見ていきましょう!
水筒の大きさに合わせて作る
手作りの水筒ホルダーは、どんな大きさの水筒にも合わせることができるのがメリットです。子供用の水筒から大人用の大きさまで対応でき、ぴったりサイズの水筒ホルダーは持ち運びにも非常に便利!
大きさに合わせたホルダーを作るために、まずはサイズの計測を行いましょう。測るポイントは水筒の縦の長さ、底の直径、周径の3つ。
水筒の大きさと合わないものや、小さすぎるカバーを作ってしまうと後から大きくするのは難しいので正確に測るようにしましょう。
水筒メーカーのホームページにはサイズが記載されているものもありますので、参考にしてみて下さい。
防水性・耐久性のある素材で手作りする
水筒カバーは飲み物を入れた状態の水筒を入れて持ち運べるようにしなければならないため、強度も大切なポイントです。
重い水筒にはキルティング生地などが強度があり適しています。さらにショルダーベルトをつける場合は、ベルトの強度も意識して手作りする必要があります。
さらに、防水性も大切なポイント。水にぬれても拭き取りやすい撥水加工のされている生地や、本革ではなくフェイクレザー生地を選ぶと防水性もあり安心です。
水筒ホルダーのストラップが調節可能だとさらに便利に!
幼稚園や小学校に通う子ども用の水筒カバーをハンドメイドする場合は、肩ひもの長さ調節が可能なストラップをつけると便利です。子供の成長に合わせて長さを調節できるので作り直す必要がありません。
また、ランドセルやリュックの上から水筒ホルダーをかけても負担にならないように、ショルダーベルトの一部に保護カバーをつけてもいいかもしれません。
ストラップ付きの水筒ホルダーの詳しい作り方は次項で確認していきましょう!
【子供の通園・通学用】手作りに挑戦!水筒ホルダーの作り方
では実際に、ストラップ付き水筒ホルダーの作り方を見ていきましょう。
ここでは、子供の通学用にぴったりな耐久性のあるキルティング生地を使用した作り方を掲載しています。さらに、ペットボトルやプラスチック水筒にも使える保冷タイプの水筒ホルダーの作り方も必見です。
手作り水筒ホルダーに必要な基本の材料
水筒ホルダーにを手作りすると言っても、材料はそこまで多くなく、100円ショップなどで気軽に揃えることができます。生地の柄や素材にこだわりたい方は、手芸屋さんで購入することをおすすめします♪
<材料>
・お好きなキルティング生地 水筒の大きさに合わせる
・裏地用の生地(なくてもOK)
・マジックテープ (2.5cm幅)3cm
・カバンテープ(2.5cm幅)120cm×1/6cm×2/8cm×1
・Dカン(2.5cm幅)2個
・移動カン (2.5cm幅) 1個
<道具>
・メジャー
・家庭用ミシン
・布切りバサミ
・糸切りバサミ
・チャコペン
・まち針
・目打ち
・クリップ
・メジャー
・定規
<ポイント>
ポイントは、ストラップになるカバンテープと調整をするためのパーツの幅をそろえることです。
そうすることでショルダーストラップの調節がしやすくなります。今回は2.5cm幅で揃えていますが、お子様の成長や持ち運ぶ水筒の大きさに合わせて幅を選んでみて下さい。
また、水筒のストラップ調節に必要な「Dカン」「移動カン(アジャスター)」というパーツはこのようなものです。
こちらも100円ショップなどで手軽に購入することができます。手芸屋さんや通販等だと、もう少し色・形にこだわることもできますので、お好みにあわせてチョイスしてみてくださいね。
ストラップ付き 子供用水筒ホルダーの作り方
材料をそろえたら、早速水筒ホルダーを作っていきましょう。
裏地付き・裏地なしなどによっても作り方が変わってきます。布の大きさを計算したり、ストラップ部分をそれぞれ細かい手順がわかる動画を掲載していますので参考にしてみて下さい♪
<ポイント>
裏地なしでも、キルティング素材なら強度もあり安心して肩掛け用の水筒ホルダーとして使えます。
また、ホルダーの留め口がマジックテープになっているので、小さな子供でも使いやすいです。少ない生地で手作りすることができるので、自宅で余っている生地を活用して作ってみてもいいかもしれません♪
<ポイント>
裏地付きの水筒ホルダーはさらに丈夫な作りになるので、長く使いたい方や大きめの水筒を入れたい方におすすめです。
少々作り方の手順が増えますが、表地と一緒にカットしたり縫ったりすることができるので意外と簡単に手作りできます。
保冷タイプの水筒ホルダーの作り方
ペットボトルやプラスチックの水筒に冷たい飲み物を入れると、水滴がついて水筒ホルダーが濡れてしまったり、すぐに飲み物がぬるくなってしまったりと何かと困るもの。
そんな時にも最適な保冷タイプの水筒ホルダーも手作りすることができます。材料は普通の水筒ホルダーとほとんど変わらず、防水・保冷性のあるアルミシートをプラスするだけ。
しっかりと保冷したい場合はキュッと口をしめられるこのようなコードストッパーをつけると便利です。
詳しい作り方や手順はこちらの動画を参考にしてみて下さい♪
【大人も使える革素材】アウトドア時に大活躍!水筒ホルダーの作り方
続いては、大人でも使えるおしゃれなレザー水筒ホルダーの作り方をご紹介します。
レザー素材は丈夫なため、登山やハイキング、自転車などアウトドアが趣味の方でも使用できます♪ストラップを付ければリュックにくくりつけたり、肩掛け用にしたりと屋外でも大活躍間違いなしです。
細ベルト3本でできる!手作りレザー水筒ホルダーの材料
一見難易度の高そうなレザー水筒ホルダーですが、シンプルな材料で手作りすることができます。
また、一般的な水筒ホルダーと違ってミシンを使用せず、トンカチや金具を使用しながらの作っていくので、DIYに近い感覚で手作りすることができます。
<材料>
・金具付き細ベルト 3本
・大カシメ 9組ほど
<道具>
・トンカチ
・キリ
・細ペンチ、またはニッパー
・大カシメの打ち具
・カシメを打つときに使う下に置く木片(20×20程)
<ポイント>
レザー素材は細ベルト3本でOK!100均で購入できます。使わなくなったベルトを活用して手作りしてもいいかもしれません!
また、「カシメ」というものはレザークラフトの際に金具を繋げるためのパーツです。20組で200円ほどで売られていますので、お好みのカラーをご準備下さい。
レザー水筒ホルダーの作り方
レザー水筒ホルダーを手作りする際は、素材となる革のベルトを巻き付けながら作成していくので水筒を手元に準備しましょう。実際に作り方が分かる動画を掲載しておきますので参考にしてみてください。
<ポイント>
カシメを打つときに床や机を傷つけてしまう恐れがあるので、必ず木片を用意しその上で作業をしてください。
また、材料が揃えば簡単に作ることができるので家族や恋人と一緒に手作りしてみても楽しいかもしれません♪お子様と一緒に作るときは、トンカチやキリの取り扱いに注意しながら手作りしましょう。
水筒だけじゃない!ペットボトルもOKなレザーホルダーの作り方
ペットボトルを持ち運ぶ時に便利なホルダーも、レザーを使用して作ることができます。
材料や使う道具は、レザー水筒ホルダーで用意した材料に加えて100円ショップで購入できるペットボトルホルダーを準備するのみ。
一から作るのではなく、既製品のペットボトルホルダーをリメイクして作っていくので、手作りは初めてという方にもおすすめできます。
こちらの動画に分かりやすくレザーペットボトルホルダーの作り方が掲載されているので是非参考にしてみてください。
まとめ 作り方の基本を押さえて水筒ホルダーを手作りしよう
この記事では、水筒ホルダーの作り方やポイントをご紹介しました。大人も子供も、手作りで作ったオリジナルの持ち物は特別感を感じるものです。
加えて、ショルダーストラップを付ければひもや金具のついていない水筒でも肩掛けで持つことができますし、荷物が多くなる通園や通学時、またアウトドアの際にも非常に便利ですよね。
材料が揃えば水筒ホルダーの作り方はそこまで難しくないので、是非挑戦してみてください。ペットボトルを持ち歩くことが多い方は、ペットボトルのレザーホルダーの作り方も参考にされてみて下さいね。