マヨネーズの開封後の消費期限は1か月ほどです。ずっと冷蔵庫に入っているマヨネーズ、とっても気になりますよね。そして、最後は使いきれずに捨ててしまう…
今回は、そんな悩みを解決する、マヨネーズを使った王道のサラダから裏技的な使い方まで、マヨネーズを大量消費するレシピをご紹介します。
目次
サラダでマヨネーズを大量消費
マヨネーズを使った料理と言えば、サラダを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ただ、いつも同じ組み合わせになりがちで作る回数が減っていませんか?今回は、マヨネーズを大量消費できる変わり種のサラダを3つ紹介します。
さわやかフルーツサラダ
マヨネーズのこくとフルーツのさわやかな甘みが意外にマッチ。ヨーグルトがなければマヨネーズだけで作っても、より濃厚な味わいになります。
材料(4人分)
・ブロッコリー…1/4個分
・りんご…1/2個
・バナナ…1本
・みかん缶(固形量)…120g
・ マヨネーズ…大さじ4
・ヨーグルト…大さじ2
作り方
1.ブロッコリーは子房に分け、茹でて冷ましておく。
2.りんごはいちょう切りにし、塩水に軽くつけ水を切っておく。バナナは薄めの輪切り、キウイもいちょう切り。みかん缶は、汁を捨て水けを切る。
3.マヨネーズとヨーグルトをボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
4.すべての果物を3のボールに入れて合わせて出来上がり。
冷蔵庫でよく冷やして召し上がってください。
オリヴィエサラダ(ロシア風ポテトサラダ)
マヨネーズが大好きな国、ロシアで大人気のポテトサラダです。味の決め手はマヨネーズ。味が決まるまで、味見しながらマヨネーズをこれでもか!!と足していきます。じゃがいも、にんじんは丸のまま茹でてから切るのが、おいしく作るコツ。
材料(作りやすい分量)
・厚切りハム…200g
・じゃがいも…4個
・にんじん…1本
・玉ねぎ…1/2個
・卵…3個
・きゅうりのピクルス(大きめ)…2本
・グリーンピース缶(小)…1缶
・塩・コショウ…適量
・マヨネーズ…たっぷり
作り方
1.じゃがいもとにんじんを洗い、同じ鍋で皮のまま茹でる。静かに沸騰するくらいの火加減で、竹串がスッと通るくらいまで茹でる。茹であがったら、水を切り冷ます。皮をむいて、小さめの角切りにする。できるだけ同じ大きさにそろえるのがポイント。
2.卵は固ゆでにして、皮をむいて、同じように角切りにする。
3.厚切りハム、玉ネギ、ピクルスも角切りにする。グリーンピースは汁気を切っておく。
4.すべての材料をボウルに入れ、塩、コショウを加えて混ぜる。マヨネーズを加え、さらに全体を混ぜ、味見をしながらマヨネーズを好みの味になるまで足していきます。
まさにメインになるサラダ。たっぷりお皿によそってくださいね。
柚子胡椒で大人味の白菜サラダ
マヨネーズの味に飽きてきたら、柚子胡椒を加えて大人のおつまみに。今回は白菜を使いましたが、大根やキャベツなど淡白な味の野菜に変えてもおいしくできます。
材料(作りやすい量)
・白菜…1/4個分
・かつお節(小袋)…1袋
・マヨネーズ…大さじ3
・柚子胡椒…小さじ1(お好みで)
作り方
1.白菜は、太めの千切りにし、さっとゆでて冷ましておく。
2.ボールにマヨネーズと柚子胡椒を合わせておき、水を絞った白菜を加えて混ぜ合わせる。
3.最後にかつお節を加えて、さらに混ぜ合わせて完成です。
柚子胡椒の量は、お好みで調節してくださいね。
マヨネーズトーストで毎朝大量消費
簡単にできるマヨネーズを使った、トーストアレンジを紹介します。家族みんなで食べれば、大量消費まちがいなし。普通のトーストよりもボリュームたっぷりなので、朝ご飯が物足りないときや、軽めのおひるごはんにもおすすめです。
子供に人気!マヨコーントースト
まちがいない!子供が大好きな味のトーストです。簡単にできるので、忙しいときにピッタリの朝食です。
材料(1人分)
・食パン6枚切り…1枚
・ホールコーン缶…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
作り方
マヨネーズとホールコーンを混ぜ、食パンにのせてトーストするだけ!!あれば、乾燥パセリをふりかけると、彩が良くなります。
おつまみにもなる明太マヨトースト
こちらも、人気の明太とマヨネーズの組み合わせ。辛子明太子を使えば大人向け、たらこを使えば子供が喜ぶ味になりますよ。
作り方(1人分)
食パン(6枚切り)…1枚
明太子…大さじ1
マヨネーズ…大さじ1
ピザ用チーズ…適量
刻みのり…適量
作り方
明太子とマヨネーズを混ぜ合わせ、食パンに塗ります。お好みでピザ用チーズをのせて、トーストします。刻みのりをのせて完成です。おつまみとして食べるなら、パンを8枚切りに変えると、サクサクしてお酒にあいますよ。
まだまだあるマヨネーズ大量消費レシピ
マヨネーズを大量消費できるレシピはまだまだあります。マヨネーズはそのまま使うだけでなく、グラタンのソース代わりに、炒め物の油の代用として、ディップのソースのベースとしてアレンジ可能です。
マヨネーズを使った料理の可能性は無限です。その一部を紹介します。日々のマヨネーズの消費に、お役立てくださいね。
鮭とポテトのマヨグラタン
ホワイトソースいらずの簡単グラタンです。今回はスモークサーモンを使いましたが、ハムやソーセージに変えてアレンジ可能。
材料(4人分)
じゃがいも…4個
スモークサーモン…80g
マヨネーズ…大さじ6
ピザ用チーズ…適量
乾燥パセリ…適量
作り方
1.じゃがいもは皮をむいて、やわらかくなるまで茹でる。茹でたじゃがいもは、軽くつぶしておく。
2.スモークサーモンは1センチ角程度に切る。
3.じゃがいも、スモークサーモンをボールに入れ、さらにマヨネーズを加えてよく混ぜ合わせる。
4.3を耐熱容器に入れ、ピザ用チーズをふりかけてオーブントースターで表面に軽く焦げ目がつくまで焼く。
マヨネーズで病みつきピーマン炒め
マヨネーズを油代わりにした炒め物です。マヨネーズのコクとツナのうまみで、箸が止まらないおいしさです。冷めてもおいしいので、倍量作って常備菜にするのもおすすめ。
材料(2人分)
・ツナ缶(小)…1缶
・ピーマン…4個
・醤油…小さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・こしょう…少々
作り方
1.ピーマンは種とワタを取り除き、横に細切りにする。
2.フライパンを熱し、マヨネーズを油代わりに入れ、ピーマンを炒める。
3.ピーマンに火が通ったら、ツナ缶と醤油を入れ汁気が飛ぶまで炒めたら出来上がり。
マヨネーズでお手軽アイオリソース
アイオリソースとは、南フランスでよく食べられる、にんにくが効いたマヨネーズ風のソースのこと。これを、茹でた塩鱈、えび、野菜につけて食べます。南フランスの味をマヨネーズで簡単に再現。
材料(作りやすい分量)
・マヨネーズ…大さじ5
・にんにく…1片
・レモン汁…小さじ2
・塩・コショウ…少々
作り方
マヨネーズにすりおろしたにんにく、レモン汁を入れよく混ぜ、塩コショウで味をととのえたら出来上がりです。お好きな茹で野菜や、海老に。
マヨネーズを使った裏技でコツコツ大量消費
マヨネーズは、油と卵が完全に混ざって乳化という状態になっている、ちょっと特殊な調味料です。この乳化のおかげで、料理に加えるとすごい力を発揮します。家族が喜ぶ、普段から使える裏技を3つ紹介します。
卵焼きにマヨネーズを入れるとふわふわに
マヨネーズを加えると、冷めても柔らかい卵焼きを作ることができます。お弁当で試してほしい裏技です。マヨネーズに含まれる乳化された油と、酢の効果でタンパク質を固まりにくくする効果のおかげです。
卵2個の場合で、大さじ1/2のマヨネーズが目安。甘い卵焼きからだし巻き卵まで、お好きな味付けで大丈夫。他にもオムレツや炒り卵にも使える裏技です。
マヨネーズで実現!パラパラチャーハン
チャーハンを作るときに、油ではなくマヨネーズで炒めると、お店のようなパラパラのチャーハンになります。これは、乳化した油と卵がご飯をコーティングしくれるからです。
いつも、チャーハンがべちゃっとしてしまうという方はぜひお試しあれ。量は油と同じでOK。ご飯がパラっとするだけでなく、マヨネーズのうまみが加わり誰でもおいしいチャーハンを作ることができます。
てんぷらの衣もさくさくに
てんぷらの衣にマヨネーズを入れると、てんぷらがカラッと揚がります。乳化された油が全体に含まれることで、衣の水分をしっかり飛ばし、サクッとした衣にできあがるのです。
しかも、冷めてもサクサク感はそのまま。マヨネーズの味は全くしません。てんぷらのほかにも、かき揚げ、フリット、唐揚げの衣などに加えても同じくカラッと仕上がります。
マヨネーズ天ぷら衣の分量(4人分)
・小麦粉…100g
・冷水…150ml
・マヨネーズ…大さじ2
まとめ:マヨネーズの大量消費時にはカロリーに気をつけて!
いかがでしたか?これらのレシピを使えば、マヨネーズを大量消費できること間違いなしです!
ただ、マヨネーズはカロリーが高い調味料ということはお忘れなく。マヨネーズをたっぷり使った料理には、あっさりとしたものを組み合わせてバランスよく召し上がってくださいね。