ハーブソルトを家で簡単に作れたらいいなと思いませんか?一度使ったらやめられない、ひとつあれば料理の味がバシッと決まる。そんなハーブソルトの作り方をご紹介します。
おすすめの使い方やハーブソルトの味をアップさせる塩も合わせて紹介するので、是非お試しくださいね。
目次
【ハーブソルトの作り方】3つのおすすめレシピ
ハーブソルトにはドライハーブを使うレシピとフレッシュハーブを使うレシピがあります。今回はこの2つに加え、自家製乾燥ハーブを使うレシピもご紹介します。
材料のハーブはあくまでも一例です。スーパーなどでも手に入りやすいハーブを使用していますが、自分好みのハーブで作ってください。
ハーブ以外にローストガーリックやオレンジピールを入れるとグッと風味が増すのでお試しくださいね。
簡単レシピなら乾燥ハーブで♪
市販のドライハーブを使えば、パパッとブレンドするだけで簡単にハーブソルトが作れます。湿気に気を付ければ日持ちもするので多めに作っても安心ですね。
塩の分量はドライハーブ全体の分量に対して1:1の割合が目安ですが、塩の種類やお好みによって調整してください。
材料(作りやすい分量)
- バジル…1g
- ローズマリー…1g
- タイム…1g
- オレガノ…1g
- イタリアンパセリ…1g
- 塩…5g
作り方
1.ドライハーブをできるだけ細かく刻む
2.油をひかないフライパンで塩を乾煎りする(水分を飛ばす)
3.水分を飛ばした塩が冷めたら、1と混ぜる
4.清潔な密封容器に入れる
ポイント
- 塩の水分はしっかり飛ばしましょう(焦がさないように気を付ける)
- ドライハーブ1gは小さじ1を目安にしてください
おすすめの使い方
- パスタ
- カルパッチョ
- 香草焼き
- ドレッシング
ドライハーブで作るハーブソルトは、まさに万能調味料。オイルソースパスタの味付けはハーブソルトだけでOK。カルパッチョの仕上げに一振りすれば、まるでお店の味に。
チキンや鮭にかけて焼くだけで、あっという間に香草焼きが出来上がります。ドライハーブのバランスの良い香りは、いろんな料理にマッチしますよ。
フレッシュハーブで力強く
フレッシュハーブはなんといってもその鮮烈な香りが特徴。細かく刻むことで、より香り高いハーブソルトに仕上がります。
難点はあまり日持ちしないこと。保存期間は冷蔵庫で1週間を目安に、使い切れる分だけ作るようにしましょう。
材料(お好み量で)
- ローズマリー
- タイム
- イタリアンパセリ
- バジル
- 塩…ハーブと同量を目安
作り方
1.ハーブを水洗いしてしっかり水気をふき取る
2.ハーブが乾いたらそれぞれ茎から外す
3.2をできるだけ細かく刻む
4.清潔な密閉容器に塩、ハーブの順に入れよく振る
ポイント
- 水気はできるだけしっかりふき取りましょう
- 細かく刻むほどハーブの香りを強く楽しめます
おすすめの使い方
- 肉料理
- アヒージョ
- アイスクリーム
フレッシュハーブソルトは、肉料理によく合います。鶏肉・豚肉・牛肉、なんでもOK!お肉の臭みを消し、旨味を引き出してくれます。
意外にアイスクリームにも合うんです。バニラアイスに一振り、食後のデザートにピッタリな高級感あふれる味わいになりますよ。
自家製乾燥ハーブでより本格的に
フレッシュハーブを乾燥させて作る、本格的なハーブソルト。自分で育てたハーブで作れちゃうのが魅力です。
フードドライヤーがない場合は電子レンジで代用することも可能。きれいに洗って乾かしたハーブをキッチンペーパーで包んで、パリパリに乾燥するまでチンしてください。
しっかり乾燥させれば日持ちしますが、香りを楽しむためにも早めに使い切るとよいでしょう。
材料(作りやすい分量)
- バジル(乾燥)…1g
- イタリアンパセリ(乾燥)…1g
- ローズマリー(乾燥)…1g
- 塩…3g
作り方
1.フレッシュハーブをきれいに洗って水気を取る
2.フードドライヤーを使ってハーブを乾燥させる
3.2を電動ミルで粉砕し、細かくする
4.塩をフライパンで乾煎りする
5.3と4を混ぜ合わせる
6.すり鉢などで5をさらに細かくする
7.お好みの細かさになったら清潔な密閉容器に入れる
ポイント
- 電動ミルがない場合は、包丁で刻むかすり鉢を代用します
- ハーブと一緒に乾燥させたレモンピールなどを加えると爽やかさがアップします
おすすめの使い方
- 漬け込み(マリネ)
- 焼き野菜のグリル
- サラダチキン
鶏肉の皮と脂を取り除き、砂糖をすり込んだ後にハーブソルトをすり込みます。ジップロックなどに入れて半日~1日漬け込みましょう。加熱すればハーブの香るサラダチキンの完成です。
野菜に振りかけてグリルで焼くだけで、野菜の旨味が詰まった美味しい焼き野菜ができます。苦手な野菜もモリモリ食べられるかもしれませんね。
【ハーブソルトの作り方】塩にこだわってみよう
ハーブソルトの味の決め手となる塩。塩の選び方ひとつが、ハーブソルトの味わいを大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。
ハーブソルト作りによく合う、美味しい塩を厳選してみました。お好みの塩はありますか?
美味と健康 わじまの海塩 500g
『わじまの海塩』は、石川県能登の輪島沖50kmの海水を取水し、40度の低温でじっくりと結晶化させた海水塩です。
そのため、ミネラルもたっぷり。塩味に加えほのかな甘みや旨味も感じます。大粒ですが溶けやすく素材に馴染みやすいので漬け込み料理にもピッタリです。
ハーブソルトにする場合は水分をしっかり飛ばしてくださいね。大粒が気になる場合はすり鉢などですりつぶして細かくするのもおすすめです。
ゲランドの塩 顆粒 1kg
『ゲランドの塩』はフランスブルターニュ地方で1000年以上も守り続けられている伝統的な製法で作られた天日塩。
現地では塩の花とも呼ばれ、まろやかな味わいとシャリシャリとした食感が魅力です。マグネシウムやカルシウムなどのミネラルも含んでいて、旨味を膨らませてくれます。
ハーブソルトにする場合はハーブとのバランスを見て量を調整しましょう。水分をしっかり飛ばすのも大切です。
ヒマラヤ岩塩 食用 ピンクソルト パウダー 900g
岩塩とは海水の水分が蒸発して結晶化したもので、主に地上で採掘される塩のこと。塩味の強さや旨味の豊かさがあり、粒は硬めです。
中でもピンク色の岩塩は、鉄分などを豊富に含んでいて、味わいは通常の岩塩よりもまろやかなのが特徴。
大粒で硬く、素材に馴染みにくく思える岩塩ですが、『ヒマラヤ岩塩 ピンクソルト パウダー』はパウダー状なため素材馴染みはグッド。ハーブとの相性も抜群です。
ハーブソルトの作り方は簡単♪
ハーブソルトの作り方は決して難しくありません。バジル、ローズマリー、タイムにオレガノなど、ブレンドはお好みで。
ガーリックパウダーやレモンピールなどを合わせたオリジナルの味も自由自在に作れます。ハーブソルトひとつで料理の味が決まるのも嬉しいですね。
ハーブソルトがあれば、料理の幅が広がること間違いなしです。