食卓を華やかにしてくれるポン酢ジュレ!おすすめの市販品をご紹介
ポン酢ジュレを買おうと思ったけど、市販のものがいろいろあって、一体どれを買ったらいいんだろう?

そんな方も多いはず。発売されるや否や大ヒット商品となったポン酢ジュレは、今でも人気の調味料です。

この記事では、スーパーで簡単に買えるものから、人気のお取り寄せまでバラエティー豊富な市販のポン酢ジュレのご紹介をしていきます。

ポン酢ジュレを使うと、料理をちょっとだけオシャレに格上げできたり、ウキウキする前菜が誰でも簡単に作れちゃいます!

種類が豊富なポン酢ジュレ!市販品の選び方のコツ

種類が豊富なポン酢ジュレ!市販品の選び方のコツ

比較的渋い和食のイメージの強いポン酢が、ジュレとなって市販されるようになったのは約10年前のこと。

新しい調味料として大ブームになり、そこから地域特産品を使ったこだわりのポン酢ジュレや、お子様向けの食べやすいポン酢ジュレなど、市販品もバラエティー豊かに増えました

どれを買ったらいいんだろう?と悩んでしまう方に向けて、選び方のコツをご紹介していきます。

そもそもポン酢ジュレってどんな調味料?

ポン酢ジュレが生まれたキッカケは、多くの家庭からのポン酢に対する不満が原因でした。

液体であるポン酢は「こぼれやすい」「お皿に残ってしまって食べにくい」という意見も多かったため、「もっと食べやすいポン酢」の商品開発が始まりました。

そうして完成したのが『ポン酢ジュレ』。液体をゼラチンや寒天を使ってプルプルにすることで、誰にとっても食べやすく、またお子様でもこぼしにくい調味料となっています。

また、ポン酢はお鍋や揚げ物などの「和食に合う」調味料というイメージが強く、若い世代が積極的に買う商品ではありませんでした。

そんな中で「ジュレ」という響きは多くの人に響き、若者のポン酢離れを食い止めることに成功しました。

今ではカフェの前菜にポン酢ジュレが使われていたり、ワインに合うおつまみメニューにも使われたり!キラキラとした見た目もあって、ポン酢の渋いイメージからおしゃれな調味料に変わりました

ポン酢ジュレには様々なタイプがある

ポン酢ジュレが市販された当初は、「ジュレ感」を楽しむためにゼラチンを使ったポン酢ジュレが主流でした。

その後、ポン酢ジュレが認知され広まっていく中で、最近では様々なタイプの商品が市販されるようになってきています。

寒天を使った素朴な味のポン酢ジュレ

『寒天』を使ったポン酢ジュレの特徴は、そのプルプル感。寒天は食物繊維が豊富な食材ということもあり、注目されているヘルシー食材です。

また、ゼラチンなしの、寒天を使ったものは植物性由来なので、ベジタリアンを意識している人にも安心してお使いいただけます。

ゆずが入った柑橘系のポン酢ジュレ

ポン酢の美味しさは、柑橘系の果汁がたっぷり入っている爽やかな風味と言えるでしょう。

ポン酢ジュレブームが起きたことで、多くの柑橘類を生産している地域から、ご当地ポン酢ジュレが発売されるようになりました。

中には「ゆず」のようなより香り高い柑橘類が入っているものもあり、サラダのドレッシングとして使うにはもちろん、お肉料理に合わせるとサッパリ感が楽しめます。

『出汁』にこだわったポン酢ジュレ

ポン酢の美味しさは柑橘果汁であることは間違いがないのですが、酸味の強いものだとお子様には刺激が強いかもしれません。

お子様のいるご家庭には、昆布だしやかつおだしなどの「出汁」にこだわったようなポン酢ジュレが食べやすくてオススメです。

いつもはあまり食べてくれないサラダなどの野菜類も、プルプルのゼリーのようなポン酢ジュレをかけることで、食卓が楽しい雰囲気になり、パクパクと食べてくれるかも…!?

口コミでも人気のある市販のポン酢ジュレ

口コミでも人気のある市販のポン酢ジュレ
美味しいポン酢ジュレが欲しいけど、市販のものは種類が多すぎてどうしたらいいんだろう…

…と悩んでしまう方におすすめしたい、これを選べば間違いないという商品を厳選して4つ、ご紹介していきます。

ヤマサ醤油の「昆布ポン酢ジュレ」

ポン酢ジュレの火付け役といっても過言ではない、10年以上愛されているロングセラーの市販ポン酢ジュレです。

毎年冬になると美味しそうなお鍋と共に昆布ポン酢のコマーシャルが流れるので、見たことがある方、さらにはキャッチコピーを音程付きで覚えている方も多いのではないでしょうか。

昆布のとろっとした甘みのおかげでポン酢の酸味はキツくなく、お子様にも大人気のポン酢ジュレです。

旭フレッシュの「ゆずづくりジュレ」

地域をプロデュースする食の専門メーカーが作った、こだわりの柚子がたっぷり入ったポン酢ジュレ。

高知県産のゆず果汁を21%も使っていて、開封した瞬間からふわっと柚子の良い香りがします。

せっかくの香りを楽しむために、生春巻きに入れたり、カルパッチョにかけたりと、冷たいお料理に合わせてお楽しみください。

大きな瓶入りのものから、狭い冷蔵庫にも入れやすい便利なパウチタイプのものまで市販されています。

旭フレッシュ ゆずづくしジュレ 180g
旭フレッシュ

ヤマカ醤油の「かほりのジュレポン夏みかん」

山口県の老舗醤油メーカーであるヤマカ醤油より市販されているポン酢ジュレは、萩の夏ミカンがふんだんに使われています。

夏ミカンの果汁はもちろんのこと、ミカンの皮からアロマを抽出しているとあって、香りへのこだわりが感じられるポン酢ジュレです。

何かと渋い調味料というイメージが付きがちなポン酢ですが、「かほりのジュレポン夏ミカン」はスタイリッシュでおしゃれなボトルに入っている点も特徴の1つです。

自宅で使うのはもちろんのこと、ちょっとしたプレゼントにもオススメです。

ホシサンの「火の国ポン酢ジュレ」

九州の誇るデコポンの果汁をたっぷり使い、まろやかな酸味が人気の「火の国ポン酢ジュレ」。

もともとはポン酢のみ市販されていましたが「飲み干したいほど美味しい」との声を受けて、ポン酢ジュレまで作ったそうです。

こだわりの柑橘類を使ったポン酢ジュレはいろいろとありますが、デコポンは特に甘みが強く、子どもでも食べやすいですよ。

便利なパウチタイプなので、出しすぎてしまうことも少なく、冷蔵庫にも収納しやすいのもうれしいポイントです。

市販のポン酢ジュレを活用した簡単&おしゃれな前菜レシピ

市販のポン酢ジュレを活用した簡単&おしゃれな前菜レシピ

見た目はキラキラ、食感はプルプルのポン酢ジュレを使えば、自宅にいながらとってもおしゃれな前菜が簡単に作れます。実は手軽なのに見栄えの良く仕上がるのは市販のポン酢ジュレのおかげです。

夏野菜たっぷりのサラダパフェ

ちょっとしたお祝い事や、おもてなし料理に使いたいサラダパフェ。ポン酢ジュレがキラキラと輝いて、インスタ映えする見栄えですが、実はすっごく簡単なんです。

夏野菜たっぷりのサラダパフェ
夏野菜たっぷりのサラダパフェ

【材料】(2人分)

・ミニトマト 6個

・ズッキーニ 1/4本

・パプリカ  1/2個

・玉ねぎ   1/8個

・オリーブオイル 小さじ1

・ポン酢ジュレ お好きなだけ

・塩コショウ 少々

【作り方】
1.野菜を小さな角切りになるようにカットする

2.野菜にオリーブオイルと塩コショウを和える

3.グラスに盛り付ける

4.ポン酢ジュレを上からトッピングしたら完成

事前に作っておいて、グラスごと冷蔵庫でキンキンに冷やしておくとより一層美味しく楽しめます。また、少し置くことでオリーブオイルと野菜がなじみ、より美味しくなります。

サーモンと生ハムの前菜サラダ

フレンチレストランで出てくる前菜が、ポン酢ジュレを使うことで誰でも簡単に作れてしまいます。少し気合を入れたいおうちディナーの前菜に、ぜひ挑戦してみてください。

サーモンと生ハムの前菜サラダ
サーモンと生ハムの前菜サラダ

【材料】(2人分)

・生ハム 6枚

・サーモンのお刺身 6枚

・カイワレ大根 少々

・醤油 小さじ1

・わさび 少々

・ポン酢ジュレ 大さじ2

【作り方】

1.サーモンを一口大にカットする

2.サーモンに醤油とワサビを和える

3.お皿に生ハムとサーモンを盛り付ける

4.カイワレ大根を散らす

5.最後にポン酢ジュレをかける

「2.サーモンに醤油とワサビを和える」工程のあと、時間にゆとりがある場合は、冷蔵庫で15分ほど冷やすと、調味料が染みて美味しくなります。急いでいる場合は、そのまま盛り付けても大丈夫です。

白身魚のカルパッチョ

ジュレポン酢の柑橘系の風味は、白身魚に合わせるとより引き立ちます。ヒラメやスズキ、アマダイなどお好きな白身魚で作ってみてください。

白身魚のカルパッチョ
白身魚のカルパッチョ

【材料】(2人分)

・白身魚の刺身 1パック分

・玉ねぎ 1/4個

・ミニトマト 5個

・ラディッシュ 1個

・オリーブオイル 大さじ4

・ポン酢ジュレ 大さじ3

・塩コショウ

【作り方】

1.玉ねぎとラディッシュをスライスする

2.玉ねぎは10分ほど水に浸しておく

3.ミニトマトを半分に切る

4.白身魚を一口大に切る

5.お皿に魚と野菜を盛り付ける

6.上からオリーブオイル・塩コショウを回しかける

7.最後にポン酢ジュレを散らしたら完成

オリーブオイルをたっぷりとかけることが、カルパッチョを美味しく作るコツです。

また、時間にゆとりがある場合は、お皿ごと冷蔵庫に入れて冷やしてから食べると、白身魚とドレッシングがなじんでより美味しくなります。

市販より自家製!という方向け「ポン酢ジュレ」の作り方

市販より自家製!という方向け「ポン酢ジュレ」の作り方

ポン酢ジュレは市販のものを買っておくと便利ですが、切らしていた!という場合には、ポン酢を使って簡単に作ることができるんです。食物繊維が豊富な寒天を使った作り方をご紹介します。

自家製ポン酢ジュレ

【材料】(1回分)

・ポン酢 50㏄

・水 50㏄

・寒天 小さじ1/4

【作り方】

1.水と寒天を鍋に入れて溶かす

2.ポン酢を加えて混ぜる

3.火を止めて器に出す

4.冷めて固まったら完成

冷ましてみたところ、固まりすぎてしまっている場合には、ザルでこすとジュレ状になります。冷蔵庫保存で2,3日ならば日持ちしますが、作るのは簡単ですし必要な分を作って、使い切ることをオススメします。

まとめ:市販のポン酢ジュレは料理をおしゃれにしてくれるアイテム

まとめ:市販のポン酢ジュレは料理をおしゃれにしてくれるアイテム

「ポン酢は流れてしまって、食べるのがちょっと難しいし、もったいない」というお客様の声をもとに開発されたポン酢ジュレ。

食べやすいジュレ状にしたことで、便利なだけでなく、おしゃれな調味料にレベルアップしました。

定番の市販品だけでなく、デコポンや柚子を使ったこだわりのポン酢ジュレも増えていて、どれを選んだら良いのか目移りしてしまうほどのラインアップです。

サラダや冷ややっこにはもちろん、揚げ物にかけても、炒め物にかけても楽しめるジュレポン酢。マンネリ化した食卓を、ちょっとだけ華やかに仕上げてくれる便利な調味料として、冷蔵庫に常備しておきたい一本です。

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