そんな疑問に答えます。
筆者は今まで、醬油は液体で売られている物しか使ったことがありませんでした。しかし、スーパーで初めて醬油パウダーを見かけ、興味本位で購入し使ってみたところ、液体との違いにとても驚かされました。
粉末状であることから醬油をかけすぎる心配もなく、サクサクとした食感が楽しい料理も、しんなりすることがないのです。この記事を読めば、醬油パウダーの特徴や使い方などがわかります。
目次
醬油パウダーのオススメの使い方をご紹介!
はじめに、醬油パウダーのオススメの使い方についてご紹介します。醬油パウダーは粉末状であるため、ピクニックやキャンプなどでお弁当をもって行く際にも大変重宝します。
また、液体制限が厳しい飛行機に乗る時も手軽に持って行くことができます。海外で日本食が食べたくなったときは、この醬油パウダーを振りかければすぐに日本の味を思い出せます。
このように、多くのシーンで活用できる醬油パウダーですが、どういった料理に使用すればよいのでしょうか。
使い方その1:卵料理に振りかける!
醬油パウダーのオススメの使い方1つめは、卵料理に振りかけることです。
卵料理といっても様々ありますが、特に卵かけご飯にかけて食べると美味しく召し上がれます。醬油パウダーを製造している下鴨茶寮のホームページにも、オススメの食べ方の一つに卵かけご飯が紹介されています。
卵かけご飯は通常ご飯の上に生卵を乗せて食べますが、粉醬油で食べる卵かけご飯はひと味違います。ポイントは、白身と黄身を分けて、白身だけフライパンで焼いてからご飯にのせることです。その後、焼いた白身のうえに生の黄身を乗せ、粉醬油を振りかけます。
白身の柔らかさと黄身のとろっとした食感が、粉醬油と相性抜群です。液体の醬油をかけた卵かけご飯とは違った味わいが楽しめるので、ぜひ一度試してみてください。
使い方その2:バニラアイスにかける!
醬油パウダーの使い方2つめは、バニラアイスにかけることです。
バニラアイスに醬油をかけるなんておかしい!と思われる方も多いです。ですが、醬油パウダーのしょっぱさとバニラアイスの甘みが合わさると、みたらし団子を思い出させる和風のスイーツになってとても美味しいんです。
液体の醬油でも美味しく召し上がれますが、抵抗がある方は最初は粉醬油をかけて食べてみることをオススメします。というのも、粉醬油であれば液体と違ってバニラアイス全体に醬油が行き渡ってしまう心配がないからです。
普通のバニラアイスも楽しみたいけど、醬油をかけたアイスもチャレンジしてみたい方は、すこしだけ粉醬油をふりかけて召し上がってみてください。甘塩っぱいバニラアイスの魅力に、きっと気づけるはずです。
使い方その3:アボカドにかける!
醬油パウダーの使い方3つめは、アボカドにかけることです。
最近、アボカドを醤油にあえて食べることが定番化しています。ですが、液体の醬油とアボカドを混ぜあわせると、アボカドの食感がどろっとしてしまいます。その食感が苦手な方も多いです。
そんなときは、醬油パウダーをアボカドにふりかけて食べるのがオススメです。カットしたアボカドに醬油パウダーをふりかけて食べれば、アボカドの食感を維持したまま美味しく食べることができます。
また、ここにクリームチーズとわさびを加えれば、洋食のメニューの一品にもなります。醬油パウダーとアボカドの組み合わせは、他の具材を加えることで違った味わいを楽しむことができるので、ぜひ、お好きな食材を加えて食べてみてくださいね。
自宅で作る!醬油パウダーの作り方!
ここからは、自宅で作れる醬油パウダーの作り方をご紹介します。実は醬油パウダーは、ご家庭のある家電では簡単に作ることができません。ですが、スプレードライヤーや小さい冷蔵庫サイズの真空凍結乾燥器を購入すれば、自宅でも醬油パウダーを作ることができます。
作り方1.スプレードライ製法で作る
作り方1つめは、スプレードライ製法で作ることです。
スプレードライ製法とは、元々はインスタントコーヒーを製造するために行われた製法で、熱風の気体の中に、液体を吹きかけて一瞬で乾燥させてしまう製法です。
つまり、熱風の中に醬油を吹きかけ乾燥させれば、液体の醬油が粉醬油に変化し醬油パウダーが出来上がるわけです。一気に乾燥させてしまうので風味が少し落ちてしまいますが、これで一度に沢山の醬油パウダーを製造することができます。
作り方2.フリーズドライ製法で作る
作り方2つめは、フリーズドライ製法です。
このやり方はスプレードライ製法とは反対に、液体の醬油を冷凍させて粉醬油にしてしまう製法です。真空凍結乾燥器の中に液体の醬油を入れてスイッチを入れるだけで完成します。機械の中では醬油が冷凍され真空状態になって、乾燥させられています。
終わる頃には、液体の醬油の水分が蒸発して粉醬油に変化しているのです。この製法で使用する真空凍結乾燥器は、スプレードライ製法で用いる機械よりも、比較的安価で購入することができます。醬油パウダーを作ってみたい方はぜひお試しください。
醬油パウダーはスーパーやカルディでも買える!
ここでは、スーパーやカルディで買える醬油パウダーをご紹介します。液体の醬油に濃い口や薄口があるように、醬油パウダーも味わいがそれぞれ異なります。これから紹介する商品の特徴を参考にして、気になった物をぜひ購入してみてください。
スーパーで人気:キッコーマン パウダー醬油
スーパーで人気の醬油パウダーは、キッコーマンのパウダー醬油です。
この醬油パウダーの特徴は、醬油の風味が豊かで塩味が強いことです。塩気が強いものがお好きな方にとてもオススメできる商品になっています。
お刺身や揚げ物に少し振りかけただけでも存在感は大きく、一口食べれば、醬油を焦がしたときの香ばしい香りが口いっぱいに広がります。素材の味を邪魔せずとも醬油の香りを感じられる、とても優秀な醬油パウダーです。
粉自体がとても細かいので全体に振りかけやすく、沢山かけたとしても揚げ物などのサクサクとした食感を維持できます。また、チャックつきの袋に入っているので、長期保存にも適しています。興味がわいた方は、是非購入してみてください。
業務スーパー:ふりふりシーズニングパウダー バター醤油味
次に、業務スーパーで購入できる醬油パウダーをご紹介します。それは、ふりふりシーズニングパウダーバター醤油味です。
この醬油パウダーの特徴は、はじめは醬油の塩気が強く、後からほのかにバターの香り感じられることです。醬油パウダーなので、やはり醬油の味は強めですがバターのまろやかな甘みが醬油の塩気をうまく抑えていて、お子さんでも美味しく食べることができます。
ポテトやポップコーンなどに振りかけて食べると、通常の塩味とは違った味わいが楽しめてやみつきになること間違いなしですよ。
今回はバター醬油味を紹介しましたが、業務スーパーのふりふりシーズニングパウダーは、ラインナップがとても豊富です。他にも「バーベキュー味」「コンソメ味」「チリガーリック味」があります。これ以外にもまだ種類があるので、業務スーパーに行った際にはぜひ探してみてくださいね。
カルディその1:マコーミック ポテトシーズニング バター醤油味
次に、カルディで購入できる醬油パウダーをご紹介します。まずは、マコーミックのポテトシーズニングバター醬油味です。
この醬油パウダーの特徴は、バターの甘さが際立つ醬油パウダーであることです。というのも、この醬油パウダーにはバターミルクパウダーが多く含まれているからです。このバターミルクパウダーと砂糖の甘さがメインとなって、醬油の味わいを引き立たせています。
他にもビーフパウダーなどの成分が入っていることから、フライドポテトや唐揚げに振りかけると絶妙にマッチします。バターの甘みが際立つ醬油パウダーを試して見たい方は、ぜひこのポテトシーズニングバター醬油味を試して見てください。
カルディその2:下鴨茶寮 料亭の粉醬油
カルディで購入できる醬油パウダー2つめは、下鴨茶寮の料亭の粉醬油です。
この醬油パウダーは、店舗販売はされておらずカルディのオンラインショップで購入ができます。京都の老舗料理屋、下鴨茶寮が丁寧に作り上げた醬油パウダーは、液体の醬油にも勝る濃厚な醬油の味わいを楽しむことができます。
料亭の味を自宅でも楽しんでもらおうと数々の工夫がされていて、醬油の他に柚子の皮や唐辛子を加えて作られています。そのこだわりのおかげで、天ぷらやお寿司など、どんな和食料理に添えても美味しく食べられます。
自宅で老舗料理屋の和食を味わってみたい方は、ぜひ購入してみてください。下鴨茶寮のオンラインショップにも掲載されています。醬油パウダーの他にも和のギフトが沢山載っているので、お土産選びにはぴったりです。
まとめ:醬油パウダーにはそれぞれ特徴があり、持ち運びにも便利!
いかがでしたか?今回は、スーパーやカルディで買える醬油パウダーの特徴と、オススメの使い方についてご紹介しました。
醬油パウダーは塩気が強い物から甘みが強い物まで多種多様です。中には柚子や唐辛子が加えられている醬油パウダーもあります。このように、和食に合う醬油パウダーもあれば、洋食に合う醬油パウダーもあるんです。
自分の好みに合わせて、お好きな醬油パウダーを選んで買ってみてください。液体ではないので、お弁当をもって行く際にもとても重宝しますよ。
また、醬油パウダーのオススメの使い方についても触れました。醬油パウダーは、卵料理やバニラアイスなどジャンルは問わずに幅広く使うことができます。ご自身の好みに応じて様々な料理に振りかけてみてください。
醬油パウダーが、毎日の食事にちょっとしたアクセントを加えてくれますよ。