毎日食べても飽きないようなアレンジレシピや献立ってないかなぁ?
そんな疑問にお応えします。
お鍋の時期に大活躍のポン酢と、スーパーでお手頃価格で買える手羽元。そんなポン酢と手羽元を使ったレシピは相性が抜群で、簡単に調理でき、日頃の献立に取り入れたいおすすめの料理なんです!
この記事では、さっぱり仕上げてくれるポン酢と手羽元を使ったおすすめの献立レシピについて解説していきます。
※プロの味を再現した自家製ポン酢の作り方については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
※ポン酢の時短レシピに興味がある!という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
目次
ポン酢と手羽元の献立が人気な理由!
ポン酢のさっぱり感と絶妙に相性のいい手羽元。まずは、そんなポン酢と手羽元を使った献立が人気な理由についてご紹介していきます。
ポン酢で下味冷凍しておける
時短調理として人気のある下味冷凍。手羽元もポン酢を使って下味冷凍しておくと、便利に使えて日々の献立に大活躍です。
ジッパー付きのポリ袋に手羽元1本につき、ポン酢を10g程度注ぎ、空気を抜いて袋を閉じ、全体的に軽く揉んでポン酢が回るようにしましょう。
バットに平たく並べて冷凍すると、急速に冷凍することができます。手羽元は凍らせることで、肉の細胞が壊れ、その隙間に調味料が入り、味が染み込みやすくなります。
冷凍庫で4週間を目処に保存しましょう。また、いざ料理に使う時も、冷凍のまま使うことができるので、解凍する手間がかかりません。
※下味冷凍の味付けのコツについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
手羽元の栄養を効率よく摂取
手羽元のように骨つき肉に含まれているカルシウムは、ポン酢のようなお酢と合わせて調理することで、体への吸収力がアップします。健康な骨や歯を作ってくれるカルシウム。積極的に食材で補給していきたいですね!
また、手羽元の軟骨のまわりには、女性の美容に嬉しいコラーゲンもたっぷり含まれています。ポン酢と手羽元を合わせて調理するだけで、効率よく摂取できるんです。
圧力鍋で手早く手羽元をほろほろに
ポン酢とじっくり煮込むことでやわらかく美味しく仕上がる手羽元は、圧力鍋を使うと、15分程度でほろほろっと柔らかくなります。
大根やネギなどの野菜を一緒に煮込むと、手羽元と同じように柔らかくなり、何時間も煮込んだような味わいが作れますよ。
圧力鍋が家にない、使うのが苦手という人には、炊飯器を使うのもおすすめです。
炊飯器なら、手羽元やポン酢などの材料を入れて、炊飯スイッチを押すだけ!ご飯を炊くのと同じ要領で、手羽元を柔らかく仕上げることができます。
ひと手間でプロの味!『ポン酢×手羽元』献立の下処理方法
鶏もも肉よりも安く手に入り、節約料理にも役に立ってくれる食材の一つである鶏の手羽元。ポン酢と合わせた献立を作る前に、手羽元の下処理を行っておくと、より味が染みて、柔らかい仕上がりになりますよ。
切り込みを入れる
手羽元は調理を行う前に切り込みを入れておくと、茹でた時に早く火が通りやすく、煮る時にも味が染み込みやすくなります。また、骨から旨味も出てくるので、より美味しく料理を整えてくれます。
切り込み方法は、手羽元の骨が見える面を上に置いて、骨の真上に包丁で切り込み、肉を左右に開いていきます。骨と肉の間に包丁を入れ、骨から肉を剥がしながら開いていきます。
時間がない時や包丁を使いたくない時は、手羽元をフォークで数カ所突き刺すだけでも構いません。少し手間をかけるだけで、手羽元の献立が美味しく仕上がるのでぜひやってみましょう。
ドリップが出ていたら洗い流す
水分が多く含まれている手羽元から、ドリップと言われる水分が出てくる場合があります。このドリップは肉の臭みの原因になります。
ドリップが出てきた場合は、キッチンペーパーで拭き取るか、量が多い場合は流水でさっと洗い流してから拭き取るようにしましょう。
ただし鶏肉には、カンピロバクターという食中毒の原因菌が潜んでいる場合があります。キッチンで鶏肉を洗うことで、水によって飛び散り、2次感染の危険も。
鶏肉を洗う際は、手をしっかり洗い、周りに食器や調理器具を置かないなど、十分注意しましょう。
下茹でをしておく
調理する15分前に手羽元を下茹でしておきましょう。手羽元のような骨つき肉は調理することで、骨から骨髄液という血液を作り出す液が出てきてしまい、血のように見えることがあります。
あらかじめ下茹でしておくことで、手羽元の骨髄液が固まり、血のような液体が出てくることを防ぐことができます。
ポン酢と手羽元を使ったおすすめの献立(5日分!)
ポン酢と手羽元の組み合わせは、色んな野菜との相性も抜群です。ここでは、日々の献立に使いたいポン酢と手羽元を使ったおすすめのレシピをご紹介していきましょう。
上記で紹介したような下処理をしておくと、より美味しく仕上がりますよ。
大根と手羽元のほろほろポン酢煮
味がしみしみの大根と、やわらかい手羽元が美味しいポン酢煮の献立レシピです。
<材料2人分>
・手羽元:6本
・大根:350g
・生姜:一かけ
・ポン酢:大さじ4
・サラダ油:大さじ1/2
・水:200cc
・酒:大さじ1
・砂糖:大さじ1
<作り方>
1.大根は輪切りにして皮を厚めにむいて半分にカットし、しょうがは薄切りにしていきます
2.フライパンに油を入れて熱し、手羽元を入れて全体に焼き目がつくまで焼いていきましょう
3.水・酒・砂糖と、大根・生姜を加えて一煮立ちさせて、蓋をして弱火で15分煮ていきます
4.ポン酢を加えて、さらに15分煮ていき、ある程度汁気を飛ばしてお皿に盛り合わせれば完成です
【ポイント】
圧力鍋や炊飯器を使うと時短になるのでおすすめですよ!
白菜を使った手羽元のポン酢煮
油を使わないので、煮込むだけのヘルシーな料理です。白菜・ポン酢・手羽元の相性はバッチリ!ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
<材料2人分>
・ポン酢:200ml
・手羽元:8本
・白菜:1〜2枚
・白ねぎ:半分
・水:400ml
<作り方>
1.白ねぎを輪切りに、白菜は食べやすいサイズにカットします
2.お鍋に水とポン酢を入れて中火で火にかけていきます
3.その中に手羽元を重ならないように並べ、ぐつぐつするまでしっかり煮込んでいきましょう
4.灰汁が出てきたら取り除き、白菜を入れていきます
5.白菜がしんなりしてきたら、手羽元を裏返し、白ねぎをいれていきます
6.弱火にして5分煮込み、お皿に盛り付けたら完成です
【ポイント】
お鍋に入れた手羽元は、白菜がしんなりしてから裏返すようにしましょう。
手羽元と里芋のにんにくポン酢煮
この献立レシピのポイントは『にんにく』の風味。コクがあるのにさっぱり食べられる美味しいポン酢煮です。
<材料2人分>
・手羽元:6本
・里芋:2個
・にんにく:1かけ
・小ねぎ:適量
・水:200ml
・料理酒:大さじ2
・みりん:大さじ1
・ポン酢:50ml
<作り方>
1.里芋は皮をむいて食べやすい大きさにカットし、小ねぎは小口切りに、にんにくは包丁の腹でつぶしていきます
2.鍋に、水・料理酒・みりん・ポン酢・にんにくを入れて強火にかけていきましょう
3.煮たったら手羽元と里芋を加えて、中火にして10分煮込んでいきます
4.最後に強火にして、煮汁がほとんどなくなるまで煮ていきましょう
5.お皿に盛り付けして、小ねぎを散らしたら完成
【ポイント】
短時間で作れるので、忙しい日の献立におすすめです。また、里芋を長芋に変えても美味しく仕上がりますよ。
手羽元と卵のさっぱり煮
暑い日でもさっぱり食べられる、栄養満点の手羽元×卵のポン酢煮の献立レシピです。ポン酢風味の味玉は絶品ですよ!
<材料4人分>
・手羽元:4〜8本
・卵:4個
・ポン酢:100cc
・水:100cc
・砂糖:大さじ2
・サラダ油:大さじ1
<作り方>
1.ゆで卵を作り、殻をむいておきます
2.フライパンにサラダ油を入れて熱し、中火で手羽元の皮面から焼いていきましょう
3.両面を焼いて、ほんのり狐色になってきたら、ポン酢・水・砂糖を加えて煮込んでいきます
4.時々ひっくり返しながら、約10分煮込んでいき、弱火にしてゆで卵を入れましょう
5.コロコロ転がしながらタレを絡めて、タレが煮詰まってきたらお皿に盛って完成です
【ポイント】
しっかりタレを絡めるとより美味しくなります。手羽元がお買い得の時などに作ってみましょう。
ごま油香るキャベツと手羽元のポン酢煮
ごま油の香りが食欲をそそるキャベツと手羽元のポン酢煮の献立レシピです。風味を少し変えるだけで全く違った味のポン酢煮になりますよ。
<材料2人分>
・手羽元:4〜6本
・きゃべつ:200g
・しめじ:1/2パック(50g)
・生姜:1かけ
・サラダ油:小さじ1
・ごま油:大さじ1/2
・酒:大さじ2
・ポン酢:大さじ4
・水:大さじ2
<作り方>
1.キャベツは食べやすい大きさにカットし、しめじは根本を切り落とし、生姜は千切りにしていきます
2.フライパンにサラダ油を入れて熱し、手羽元の両面を焼き色がつくまで焼いていきましょう
3.キャベツ・しめじ・生姜を加えてさっと混ぜて、酒・水・ポン酢をまわしかけ、蓋をして弱火で10分煮ていきます
4.ふたを開けて、ごま油をまわしかけ、ひと混ぜして火を止め、お皿に盛り付けたら完成です
【ポイント】
きゃべつから水分が出るので、味が薄い場合はポン酢を多めに入れましょう。
まとめ:ポン酢と手羽元を使った献立でさっぱりと栄養摂取しよう!
ポン酢と、食べ応えのある手羽元は相性ぴったりで、さっぱりとした食べられる人気の献立です。
色んな野菜と組み合わせても美味しくなるし、時間や手間もかからないので、忙しい時の時短料理に活用してみましょう!